ルッチーフ『ほうかごバスケット』第1巻読了。面白かった! タイトルと雰囲気から日常系かと思ったら、わりとしっかり部活ものだった。初心者の主人公が熟練者を驚かす覚醒をしたり、青春の悩みを抱えていたりと、王道展開をしっかり踏んでくれた!
最近買ったこの漫画、大変良い。吸血鬼の出てくるコメディなんだけど、ちゃんと吸血鬼が吸血鬼伝説の特徴に則っていて、そのことによる人間とのすれ違いが物語の軸になっている。許可を得ないと部屋に入れなかったり、細かいものを数えずにいられなかったり。甘党『となりの吸血鬼さん』
そして『レクリエイターズ』は本当に、こういう「いかにもその作品のキャラが言いそうな台詞」のチョイスがうまい。もちろん、それっぽい台詞を継ぎはぎしているのではなく、ちゃんとその台詞が出るべきシーンで出てくる。すごい。
華々つぼみの『きらきらスタディー』第3巻。ピザを五等分する話はよく聞くが、スイカを五等分する発想はありそうでなかった。もちろん真上から見てピザと同じように切ればいいわけだが、球ならではの切り方はないだろうか。
「なんとなく気球っぽいものを作って飛ぶ」で進めず、ちゃんと計算した上で安全基準まで設けるの好き。
そういえばこのやりとり、いかにも千空らしい合理を重視した発想だけれど、考えてみると「火」も元々は人類にとっては災厄でしかなかったのではなかろうか。