この一コマ目のカットなんか好き。それにしても木内作品はラスト主人公が死ぬか死にそうになる話がやたらと多い(;´Д`)
吉祥寺リベストギャラリーで開催中のトーイ展へ行く。ゲスト作家の豪華さに驚くが、中でも高橋留美子先生のトーイを観られたのが幸せだった。でもって河合克敏先生の漫画がリアルすぎ。ああ、この頃私は高校生で漫画家だったよ。なんかもう懐かしすぎて死にそう(;´Д`)
赤んぼう少女を小学生の頃読んだ時から気になっていたひとコマ。縛られた洋子がタマミによって空の古井戸に連れて行かれるシーン。あれ〜っあれ〜って、洋子、この時点で結構余裕あるのでわ…??(;´Д`)
ブサイク女子考で笹生さんも触れていた、楳図先生の赤んぼう少女のタマミのセリフ、ほんとうはおまえがわたしをいじめていたのよ、のくだりは少女漫画史に残るセリフだと思う。自分のしている無意識の悪意に気づかない人は本当に多い。
こちらは岩館真理子先生のデビュー作。当時まだ高校生だがエモさ全開の他の漫画に比べ読みやすくキャラクターがとても可愛い。こうして次々出てくる新しい才能の登場が既存の古い漫画を打ち破っていったのだった。それにしても岩舘先生新作早く読みたいです…
本棚を整理中古い少女雑誌を読みふける。先週観た鬼滅の映画もエモかったが、この頃の週刊マーガレットも異常にエモい。境その江さんと言う漫画家のことは全く知らないが全ページに渡ってこんな感じ。エモすぎて読後の憔悴感がハンパない(;´∀`)
これ、是非きたがわさんに見せたくて、と松苗先生が持ってきてくださったのが、な、なんと内田善美先生と吉野朔実先生の生原稿!!私が今個展にて細密なイラストを描いているのはまさにこれら先生方の洗礼を十代の時にに受けているからなのだ。
今から50年前の別冊マーガレットに木内千鶴子先生がお描きになった悪女。スケスケの寝巻き(?)がセクスィーで刺激強すぎ(;´∀`)
72年美内すずえ先生のアマランスの女王より。イタリアのシモネッタさんと同様この名前を日本で連呼するのはやばいかも…って昼間から下ネタですみません(;´∀`)
別冊マーガレット72年5月号河あきら先生さようならニキビちゃんより。薬屋さんの張り紙にLSD入荷!(;´∀`)
七十年代の耽美系少女漫画を読んでいると男の子の名前にとにかく多いのがシモン(シモオン)である。(大体名前を絶叫するシーンがある)代表的なのは大島弓子先生のジョカへ…あたりだと思うのだが、外国人が舞台の少女漫画が絶滅してしまった今シモンはどこへ…
25年前の絵を今のバランスで描き直してみる。何が1番変わったのかというとアゴかも?90年代は私以外の漫画家の絵も比較的アゴがしっかりと長かった気がする。硬いものを食べなくなった現代人はこの先ますますアゴが貧弱になり絵もそれに比例してゆくのかも。