劇画ロードショー小史・41
1976年月刊少年チャンピオン3月号「ブレージングサドル(作画・桜多吾作)」
黒人の保安官が赴任したが町の住人から拒絶され大変な目に…といった内容。シリーズ後半で大活躍する桜多吾作の初登板。映画を無視した終わらせ方が凄い。殺し屋。一人殺すとボーナス100円だって。
劇画ロードショー小史・15
1974年別冊少年チャンピオン1月号「ウエストワールド(作画・蛭田充)」。
プレゼント企画(ポスター)が実施された作品です。読者の反応が気になります。ユル・ブリンナーがより不気味に描かれていますね。反対に馬の眼が少女漫画風で可愛い。
劇画ロードショー小話・2
古雑誌のデータ化には業務用大型ドキュメントスキャナーを。
画像1枚目は原本。2枚目はCANNONの家庭用スキャナーLIDEシリーズの古いヤツ。3枚目はビジネス向けコピー屋の業務用大型ドキュメントスキャナー。さすがに最新式大型機械の補正能力が優秀です。
劇画ロードショー小史・4
1972年別冊少年チャンピオン春季号「ゴジラ対ガイガン(作画・古城武司)」。これも講談社の「ゴジラ全映画DVDコレクターズBOX(12)」に付録形式で再録されました。これとヘドラとメガロは、昭和30年代から続くタイアップ系列の作品として読者の若年層に支持されたことでしょう。
劇画ロードショー小史・14
1973年別冊少年チャンピオン12月号「燃えよドラゴン(作画・田辺節雄)」。
前号予告では「ダーティハリー2」の予定だった田辺節雄。映画の公開が延びて急遽、ブルース・リーを描くことに。凄く日数が少なかったのではと推察しますが大人数での乱闘シーンなど力が入ってます。
劇画ロードショー小史・61
1978年少年チャンピオン4/25増刊号「怒りの山河(作画・土山しげる)」
大企業に自然と家族を奪われる父親を主人公とした作品。別冊で「ダラス」「三銃士」「エスパイ」を手がけた土山しげるですが、この作品では完全に独自の画風を確立しています。掲載誌が手元に…(泣)
劇画ロードショー小史・29
1975年月刊少年チャンピオン3月号「ドラゴンへの道(作画・田辺節雄)」。
田辺節雄の最初の作品。表紙カラーはこれと「最後の猿の惑星」のみ。ブルース・リーとチャック・ノリスとの戦いが映画と全然違う演出なのですが、別な意味で見所です。決闘というより活劇っぽいな。