『ガラスの仮面』第一話。 主人公の北島マヤは母子家庭。横浜にある中華料理屋の二階に住み込みで働いており、マヤも中学生ながら出前をしています。 その後、大晦日に年越しそば１２０杯の出前を行うことになるのですが……

つまるところ以前ゆうきまさみさんが描いていた、この絵そのままですね。 塩崎さんは徹頭徹尾、「焼きそばオタク」の姿勢を貫いているだけなんです。 しかしそれを深堀りすると、必然的に他分野に首を突っ込まざるをえなくなる。 https://t.co/CommA2i3WV

手塚治虫が幼い頃宝塚で食べた「一銭定食」も、駄菓子屋の店の人が焼く「料理」でした。 なので『アドルフに告ぐ』の一銭定食は、自分で焼くのではなく、お金で買っているのです。

『物価の文化史事典』によると昭和９年のもりそばの値段が同じく１０銭。 立ち食い蕎麦ではなく、蕎麦屋で食べるもりそばです。 ちなみに東京における現在の平均価格は６００円前後（品目２１０３） https://t.co/q2GxKn0uTu

鳥井信治郎も薬種問屋で修行した後に独立し、「赤玉ポートワイン」を発売しますが、当初は薬としての効果を前面に出して宣伝していました。 https://t.co/7OhYcmsqOh 薬なので毎朝飲むことが推奨されています。

精力素「エレクチン」！？

私の世代だとクリスマスの紙製の帽子といえば、サンタのような三角帽だったのですが。 （画像は漫画「ファンシィダンス」より） 戦前から戦後しばらくまでは、紙製の王冠をかぶるという習慣がありました。

現代にするといくらぐらいになるのか。 いつもわたしは、『物価の文化史事典』におけるもり・かけそばの値段から、昔の物価感覚をつかみます。 当時のそばの値段は、１年前の昭和２４年で１５円。 当時は存在しなかった立ち食い蕎麦ではなく、蕎麦屋での値段です。

こち亀第７８巻　「ケーキ屋・両さん！？の巻」より 両さん、ちがいますぜ。 ”油っこくて気持ちが悪くなる” というのは”本物の”バタークリームケーキじゃないですぜ。 それはバターのかわりにショートニングを使った偽バタークリームケーキ。

『疾風の隼人』からの大和田先生の特徴として、称賛一辺倒ではなく、主人公の欠点もしっかり描く（ただしユーモラスに）というのがあります。 池田勇人の場合失言癖、田中角栄の場合は、短気で仕事が続かない。

田中角栄の生涯は全くといっていいほど知らなかったのですが、大河内正敏の右腕として理研の成長とともにビジネスを拡大させていったのですね。 （注　バスケットボールの先生ではありません。大河内正敏です。）

『角栄に花束を』では、苦労を重ねて大河内に近づく角栄の姿が描かれています。 大河内が通っていたすき焼き屋に「偶然に」通う角栄。