もう一冊は
『黒い天使』川崎のぼる。
60年代の公民権運動の影響を窺わせる本作だが、設定やストーリー展開など新城さちこ先生の『エミの天使』とかなり共通点が見受けられる。
両作品は1966年にりばんとマーガレットでそれぞれ発表されており、ある意味一対の作品として捉えても良いのかもしれない。
『密着させて』
当時の土屋先生の楽屋ネタというか、裏・ゲゲゲのアシスタント的な作品。
佐々岡健次先生とのダッチワイフの下りは続・ゲゲゲのアシスタントにも描かれている。
『獣人オルセウス』
あまりに想像力を超えた存在を目の前にした人間にとって言葉は無力である。
まるで橋本・蝶野組と対戦する前の坂口征二のごとくグーでパチンパチンと掌を叩きながら
「もう何も言いません!見てください!」と呟く事ぐらいしか出来ない。
『箱舟伝説』
表紙は宇宙の戦士だが何故かダイモスにバトルターン。
ノアの箱舟を作り、創世主にならんと欲する男は新世界のアダムとイブになるべく行きずりの女子大生を犯すが、最後はアダムス1号(ロボットです)に反逆され。。
何を言ってるのか自分でも分からないが、本当にこういう話なんです!
電子書籍化された
「クライムスイーパー」&「ピンク!パンチ!雅」を読む。
武論尊先生の商業誌デビュー作品という事でお色気(パンチラ)とアクション満載の当作品だが、終盤でのゴア描写や幼女の射殺シーンといった過激な展開は後の「ドーベルマン刑事」や「北斗の拳」にも通じる物を感じる。
夢野書房で購入。
『○×カレンダー』巴里夫
『弓月光ワンマンショー』
「ヨットどっこい!」は原爆マニアの嫁に押し切られハネムーンで核実験を見物に行くという、余りにも危険過ぎる設定だが最後は生き残りの日本兵が戦艦でアメリカ軍と艦隊戦を行う超展開に。この戦艦、伊勢型の様に見えるが。。