『怪談 骸骨女』
(東京漫画出版社 発行年不明)
時化で遭難した漁師が岩穴で見つけた女の人骨。
不憫に思い供養してやろうと家に連れ帰った所、骸骨はいきなり喋り出し。。
骸骨と人間のトゥルーラブストーリー。珍妙なタイトルに注目されがちだが、きちんとした実力の裏付けがあればこその快作だ。
『狙われた地球雀鬼』
作 高原弘吉 画 森 義一
(増刊ギャンブル劇画 麻雀大作戦 1978.8)
タイトルで最早勝負有り。
麻雀好きのサラリーマンがある日迷い込んだ世界は全てが麻雀によって規定されるパラレルワールドだった!
で終わると思いきやまさかの二段落ちでスケールは宇宙規模に。
最高です。
『都市ゲリラ狂程〜団地ジャック編』長谷邦夫とフジオ・プロ連合軍(漫画サンデー 1972.4.15)
あさま山荘事件の余韻も冷めやらぬ中、とんでもない漫画が発表されていた。
電気屋のおっさん達が団地を舞台に巻き起こす武装闘争は××の作り方(載せられません)もご丁寧に解説。良く出したな、これ。。
『妖怪探偵團』手塚治虫
(1948 東光堂)
封印作品としても有名な本作。精神病者と奇形とお化けを集めて妖怪クラブってそりゃ完全にアウトでしょう。
だが奇しくも、この同年優生保護法が施行されており、少なくともこの時代における精神病者は正に不良種として社会から排除される存在であったのだ。
白木みのるの半生をつのだじろうがコミカライズ!(週刊明星 1971.8.15)
探してたんで入手出来て嬉しい