「伝えたい事が何なのか」を考えて、無駄と思えるコマを省力する事により、(読者に誤解を与えず)「伝えたい事」が「伝わりやすく」なります。
無駄ゴマに関して、再度まとめてみました。
描こうとしている内容をどうテンポ良く見せるか?
そのためには、必要なコマと不要なコマを選り分ける必要があるということ。
「ストーリーマンガ」を読者にテンポ良く読んでもらうには、「視線の流れ」と「時間経過」を意識描く必要があります。
「マンガのマンガ/コマ割りの基礎編」(銀杏社)より
上の描き方だと、読者が理解するのに手間がかかり、しかもよく分からない。
マンガの読みやすさというのは、パッと見てすぐ分かる…というのが大事。
昔、チャンピオンに投稿した作品のコピー。
箸にも棒にも引っかからず、落ちた。
描く為に使った数百時間が無駄になった訳だが、数百時間を楽しめたと思えば苦にもならない(^^)
保管事情により、たくさんの本を泣く泣く処分してきたけど、どうしても手放せないという本がある。
私のツボのど真ん中を突いていて、大好きなマンガの一つ。
描き文字 を描き分ける4つのポイントのひとつ
「大きさの描き分け」
大きな音だと分かるように、ビジュアルで見せる。
単純に言えば、大きく描く。
小さな音の場合は、これの逆。
描き文字 を描き分けるポイントの一つ。
「読ませる方向」を利用した作例。
鳴り響いた銃声の出所を描き文字で表現。