私の好みだけなのかもしれませんが、フルカラーよりモノクロの方が「伝わる」気がします。
色がついていると、色に惑わされて「余計な情報」にかき回される。
サイファーに着色したものと、それをモノクロにしたものです。
モノクロの方が伝えたいことが表現できている。
「マンガのマンガ/伝わるマンガの描き方編」
視線誘導の「原則」と「理由」に関して描いているページの一部です。
「仕組み」の理屈を納得していただけると思います。
面白いのです、マンガの表現って。
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マンガというのは「セリフと絵」の連動で面白さが発揮される。
フキダシが無いとただの「絵」だけれど、フキダシ(セリフ)と一体化した途端そこに時間が生まれストーリーが展開する。
これが「マンガ表現」と呼ばれるもので、マンガの面白さはここにある。
表情を描き分けることで、セリフのニュアンスが伝わることになります。
表情だけではなく「仕草」の描き分けも重要です。
それぞれのキャラクターが、僅かなコマ数で立ってきます。
「表情を描き分ける」のは、「マンガ表現」の重要なポイントとなります。