「放課後、体育館の裏で誰かを待っている人」という1シーン。
「イラスト」と「マンガ」で描くとこんな感じになる。
「マンガ表現」って凄いと思うし、面白いよなぁ!と思う。
マンガのアナログ原稿は、印刷時には縮小される。
この事は頭に入れて、セリフの文字の大きさを大きめに書くのが基本。
印刷経験がない人は、平気でセリフの文字を小さく(フキダシも小さく)する傾向があるので
要注意です。
マンガを描くには4つの能力→「画力」「マンガ表現力」「ストーリー構成・演出力」「アイデア・発想力」が必要です。
私が小学6年生の時にノートに描いていたオリジナルマンガですが、最初はレベルが低くても構わないのです。
「自信を失い悩んだ」時には、「駆けろ!大空」を読んで欲しいです。
マンガというものは、読むと元気がでます。
元気が出るように描いてます。
私は元気が出ます。
「マンガの描き方」講義の方針が見えたのはこの時でした。
学生にとってまず必要なのは「マンガ表現」を理解してもらう事。
扉と1ページ目のネームと仕上げです。
締め切りもなくギャラもないマンガを描く日が来るとは思いもしなかったですゎ。
昔のマンガのフキダシは、こんな描き方が一般的でした。
それを見て育った私には「尻尾」に見えたので、「シッポ」と言い続けています。
どう見ても「ツノ」には見えないし、「クチバシ」にも見えません。
フキダシは進化(?)したので、
見え方も変化していくのだと思います。