40歳でマンガ家になれた私の経験で知った事実。

ネームを描かず直接原稿に描いていくと、ページが足りず最後に詰め込まざるを得なくなる ……という一例(;^_^A

「視線誘導」の方法は、マンガ家の先生によって様々です。 私の「視線誘導」の具体的な一例 ・その1。

知っていると役に立つ「視線誘導」の方法／その１ キャラクターの顔の向きや視線の先を利用する。

昔のマンガのコマ割り 月刊誌B5版の雑誌では１P９コマ。 単行本や付録の本だと1P６コマ。 各コマには読む順序の番号が付いていました。 マンガって進化したのです。 （1987年文藝春秋から出版された文庫本から）

HPの「知っておいて損はない「フキダシ」の知識／ポイント６」に参考例の図版を追加しました。

人それぞれのやり方があります。 私のネームの描き方と、その仕上がり原稿です。

小学生の頃にマンガを描いたノートを始めとして、描き続けてマンガを大事に保存してある。 投稿した作品もコピーして大事に保存してある。 なぜそこまで昔からのマンガを取ってあるかというと、答は簡単。 自分の描いたマンガが大好きだからなのです。

コロコロコミック連載時に最も時間がかかった原稿は、「サイファー」でした。 特にこのページは「虫一匹を描く」のに２分程度かかったので、５〜６時間かかったと思います。 アシスタントなしで描いたのですが、手が痛くなってキツかったです。

例えば こう描くと「この人の心の声」だという事が一目で分かる。

専門学校での私の「マンガ表現」授業の最初課題。 「マンガのマンガ／コマ割りの基礎編」をテキストとして取り組んでもらっています。 トライしてみてください(^^)

例えばこんな表現。 内容は同じでも、「間（ま）」を演出することによって面白さの伝わり方が変化します。