「背景効果」って昔は盛んに使われてましたが、最近のマンガでは見かけなくなりました。
私のマンガは「背景効果」だらけです。
「放課後、体育館の裏で誰かを待っている人」という1シーン。
「イラスト」と「マンガ」で描くとこんな感じになる。
「マンガ表現」って凄いと思うし、面白いよなぁ!と思う。
思い出の「サイファー」の一コマ。
アシスタントなしで描いていたので、この1コマにかかりきりで6時間程度かかった。
虫を描くのに「もう少して終わる」という頃には「飽きてしまうほど辛かった」ス。
なぜ「3コマに分ける」と「何が起きたのか」を混乱させずに伝えることができます。
1コマでは「3つの動きが同時に起きた」こととして伝わってしまうため、受け入れにくい「気持ち悪さ」が生まれてしまうのです。
これ、コロコロコミックの昔のアナログ原稿です。
ホワイト修正をほとんどしていない事に驚きます。
今の私から見ると、凄くきれいに描いているなぁと感心します。
歳をとると描けなくなってしまうです、悲しい事に。
マンガはなぜコマで割られているのか?
「マンガのマンガ/コマ割りの基礎編」より
https://t.co/O6bUfJbn2q
「チョコボのふしぎものがたり」
第1話のラストページ。
描き始めたチョコボなので、馴染んだキャラクターになっていません。
モーグリも違う絵になってます。
目が飛び出していないせいでしょうか、コロコロのモーグリっぽくなってません。
マンガのキャラクターは作品の中で成長していきます。
単に歳を取ったというだけではなく「脳出血」という大ピンチから無事に戻れた事もあり、人生観や視点が変わりました。
これは、noteの記事の内容が変わり始めた時の記念1Pマンガです。
本を読んでも、知識は頭に入るだけ。
頭に入っても、身に付けておかないとすぐに消えてしまうんスよ。
だから「たくさん描け」と言われ続けているのです。
セリフと会話の上手さで、面白味が出ている作品だと感心しました。
「状況を想像させる」表現にセンスを感じます。
主人公の「?」が独特の「間」を作っていて、この「?」を描くか描かないかで面白味が変わるはずです。