このNY警察のフェリシア・スプリッツァー刑事は、警察での女性の上級職への機会均等化に道を開いたパイオニアとして有名らしいです。
ジェーンのママはオーボエの音楽教師でG・マーチンも教え子の一人ですが、ポールも彼女にリコーダーを習って「Fool on the hill」で吹いてます。のちに彼女が学校で「Yesterday」を授業の課題曲に選んだ時ポールは大喜びしたそうです。
なにしろキャピトルがライブ録音に用意したのは3トラックテープレコーダーというお粗末さ。不屈のG・マーチンはその後最新機材を使ってミキシングし直し、77年に発売にこぎつけます。マーチンえらい!
暑気払いにクリスマスネタを。このファンクラブ用ソノシートの録音は毎年楽しくやってたようです。ただジョンがマイクの前でガムやポテチをぐちゃぐちゃ噛みながらやるので、その音を消さなきゃならなかったという話も「レコーディングセッション」に載ってます。
のちにジョンはベトナム戦争と「コールドターキー」のチャート下降に抗議して勲章を返還しましたが、爵位自体は残っていて、勲章も彼の死後王室の保管庫で発見されたそうです。女王に宛てた手紙の下書きも見つかってすごい値段がついたらしい。
このエピソードは有名ですが、先日「カープール・カラオケ」に出演してリバプールの実家を訪問した時も、ポールはこのパパの話を嬉しそうに話してましたね。
YesterdayとTomorrowという言葉の対比といい、おそらくポールはわざとやったんじゃないかと私は思ってます。
でも曲全体でいえばTomorrowのコード進行の方が私は好きですね。
アラン・オーウェンはウェールズの人でリバプール訛りで台本を書くので有名でしたが、そのせいもあって本当の方言だと思われてたみたいですね。ジョージは彼がひと言「grotty」と言う例のシーンを好きじゃなかったとのちに語ってます。