@tatsuma429 しかしこの歌や映像を見た人の圧倒的大多数がイメージするものと漫画の本質の間にある落差には目も眩むばかり…💦 前にも言ったが、ぱっと見のキラキラ脳天気なイメージとシリアスな内容にここまで違いがある漫画/アニメは『魔法少女まどか☆マギカ』以来だ。 
   そうなのよ、本当にそうなのよ。舞台を見ていて俳優の演技の何に下手さを感じるかって、まさにこういうことなのよ。この作者、本当に演技というものをよく理解している。いや、ヤバいよ。この漫画、本当にハマるわ。 #推しの子 https://t.co/yhw6RyIOhz 
   映画と言えば、黒澤明の『野良犬』や『羅生門』が出てくるが、あのような映画がこんな時代に作られていた生々しさにもあらためて驚かされた。よくこんな時代に映画を撮ったり公開したり観たりできたものだな。映画人も映画ファンも、昔から狂ってる(誉め言葉)。 
   しかし問題もあり…2巻まではよかったのだが、恋愛リアリティショーが舞台となる3巻では、キラッキラな若い子たちが何人も出てくるため、もはや誰が誰なのか判別できず、何回も前に戻って「これは…あの子?」と確認するはめにw もうちょっとキャラをそれぞれ描き分けてもらえませんでしょうか… 
   金がないので本をたくさん買って分け与えるのは不可能だが、この文章で興味を持った人には、映画1本、芝居1本、飲み会1つを節約してでも読んでいただきたい、真の名作漫画だ。 
   親から受け継いだ風呂屋を営む、夫に失踪された女性と、そこに手伝いでやってきた謎の男性を中心とした人間ドラマ。劇的なことはほとんど起こらない、一見地味なタッチなのだが、小津安二郎映画を思わせる完璧な間とリズム感が一切の退屈を許さない。 
   ただまあ子どものことだから、体を動かすのは大目に見よう。許すまじは、このガキ、途中で音を立てて屁をこいたのだw しかもそれが臭い!!ww さすがにこれには怒粧墨が浮き上がり、ガキと言えどもボコボコにしてやろうかと思ったが、それをグッとこらえた自分を誉めてやりたいw