既にザワザワと焦燥感が募っている。ドラッグストアも変な雰囲気だった。つられて必要以上に色々買ってしまったかも。酷そうな台風の前にはいつも「のび太の魔界大冒険」を思い出す。世界が段々不穏になっていく様子がリアルで怖かった。読み返したら今めっちゃ怖い‥。
私は閉鎖世界の住人が不自然さに気づいて探求を始め、壁を破って外へ出ていく話が大好きなんですが、これは確実に「ブレーメン5」のせい。現実と近いけれど何処かで因果が途切れている世界の奇妙さに気づいていく様子、いいですよね。
そういえば「アオイホノオ」25巻で描かれた石渡治先生の所でのアシスタント経験で学んだモブ描写がちょうどその頃の「ダン」4巻の野球場シーンで活かされてたりします。ちゃんとカケアミ。
最近の「お前あの祠壊したんか!」ブームを見ていてふと思い出したのだけど、私のこのシチュ初体験は『その名は101』かもしれない。「お前ヨミを蘇らせたんか!」。
ここは実に名場面で、バビル2世だけがヨミの危険性を理解しつつ、更に彼は凡愚に利用されるだけの存在では無いという敬意も感じるのね
「ケルベロス」で特筆したいのは中盤の村抉編。人に寄生する巨大崩の気持ち悪さと、同時に描かれる少女2人の関係が素晴らしい。あまり百合に詳しい身では無いけど、これは間違いなく百合。進学校が別れた為にすれ違った親友2人がイジメの加害者と被害者になる悲劇とその修復が実に‥。#ケルベロス
そういえば前々からマギレコだとフェリシアにヒュウ君を感じているのですが‥40年前の漫画だけど。特に初期のトラブルメーカーっぷりや素直になれないとこが実に。
しかしいつ見ても下半身が黒豹というデザインは素晴らしい‥。
ああ~でもホント三上さん良い編集だな~って感想がでかいなデビュー以後の「アオイホノオ」。的確に褒めて抑えて庇ってる。「島本和彦本」のインタビューも多方面に配慮しつつ島本先生への理解度が深くて凄い良かった。「ダン」で人食いカビに食わせたりしてたけどそれも愛だよね、うん。