これは何度も指摘されているけど、A・A・ミルン『赤い館の秘密』は、本によって見取り図が異なる。ドアがあったりなかったり、広間が広かったりせまかったり、さらに中庭があったり階段の向きが違ったりとてんでバラバラ。
そして最新の新訳版創元推理文庫ではとうとう見取り図がなくなった。
台湾では2020年に『夜歩く』と『本陣殺人事件』が、今年の4月には『病院坂の首縊りの家』がリニューアル発売。台湾版横溝の装丁はなかなかアバンギャルドでぜひとも揃えたいけど、どこで買えるでしょうかね。
#金田一少年の読者におススメの金田一耕助
同じマンガでなら、JETさんの金田一耕助シリーズが電子書籍で読める。特に金田一耕助最初の事件『本陣殺人事件』は金田一ファンの間でも人気が高いのでぜひ試してほしい。
えっ、今キャンペーン中でkindle版が165円なんですけど!
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金田一「この連続殺人は、村に伝わる手毬唄をなぞった見立て殺人なのです(バーン!)」
村人「知らん… 何それ… 怖…」
「ゲゲゲの鬼太郎」アニメ化の余波で、水木しげるが描く美少女が話題となっていますが、水木プロ内ではアシスタントというより客分扱いで、水木しげる以上に水木しげるの画を描くとうたわれた橋本将次が、掛布しげを名義で描いた美女をご覧ください。(横溝正史「湖泥」コミカライズより)
6/30発売予定『横溝正史少年小説コレクション1 怪獣男爵』(柏書房)
書影のオビありとなしバージョン。
怪獣と男爵と脳と宝石!このわかりやすさこそがジュヴナイルの表紙!
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日下三蔵さんのご厚意で春陽文庫『死仮面〈オリジナル版〉』をご恵贈いただきました。ありがとうございます。今後もシリーズを購読します。
ところで併録の『黄金の花びら』ですが、ネットミームにもなったあのフレーズの裏返しともいえるセリフが!
長らく探し求めていた雑誌が届いた!
「週刊マーガレット」1966年4号。一部のマンガがスクラップ用に抜かれており綴じがバラけているため破格値で入手。
お目当ての『のろいの黄金塔』第2話は無事。読む人が読めば元ネタがわかるはず。
ところがこの号、さらに珍発見が!
(続
雑誌連載当時の金田一耕助の挿絵を見るとだいたい襟足が短くてうなじが出ている状態で「もじゃもじゃ」している。
長髪設定になったのは石坂・古谷の金田一が映像でもわかりやすくモジャモジャさせるには長髪にするしかなかったからじゃないかな。