芳崎:「つれていって」が佳境に入った頃は、読むのが辛かったです。話はどんどん暗くなり、カオスに向かい袋小路に入って行く。
そしてついにアンジーがグレアムに銃口を向ける。ここに至って私は「もう終わった方が良いのでは」「早く終わって皆に楽になって欲しい」と思うようになりました
昭和の頃、そう教わった人は多かったはず https://t.co/oUvJn2SbxK
#実は最初はそうじゃなかったこと
吉田秋生「河よりも長くゆるやかに」
初回を読んだ時点で、この作品のその後の展開を予測した読者はいただろうか(否、いなかったはずだ)
5月17日は
日本版スパイダーマン放送開始日だそうで
#真崎守 作品には珍しいスパイダーマンのパロディ
ジロがゆく/別マガ1970年10月号(同時期に池上遼一先生のスパイダーマンが連載中)
三崎書房・朝日ソノラマ・講談社単行本ではその通り掲載
4冊目のブロンズ社選集で消滅(6冊目の宙出版も踏襲)
例えば手塚治虫先生の自嘲的な物言い(おそらくそれは強い自負心の裏返し)を言葉通りに受け取るのは危険
他の漫画家の自伝の類いもやはり「謙遜」「自虐」ゆえに他者が誤って(真に受けて)低い評価をしてしまう可能性あり
御本人の声は何より貴重だけれど、実は客観的な評価とは言えない危うさよ
漫勉neo「水木しげる」
通常の漫画作成行程は「ネーム→下描き→ペン入れ」だが
水木プロでは先生の撮った写真を基にアシスタントに大量の背景画を描かせストックしておき
それから使えそうな絵を選んで貼り付けることで作品を作り上げる手法も編み出した
11月3日は「レコードの日」
1979年に発売された、萩尾望都先生の作詞・作曲・歌によるアルバム「エトランゼ」
笹生那実先生の大ヒット作「薔薇はシュラバで生まれる」に描かれたことで、2020年代における認知度と中古市場相場が跳ね上がりました
6月24日は
#UFO記念日
星野之宣「遠い呼び声」
空飛ぶ円盤の正体が実は〇〇だった、という異色作
(そう言えば当時、大学の後輩2人が、この作品を「叙事」と「抒情」のどちらにウェイトを置いて読むべきかについて論争していました)
元農水次官による息子殺害事件
1992年の高校教師夫妻による息子殺害事件(樹村みのり先生が「親が・殺す」という作品で取り上げました)を思い出した人も少なくなかったのでは
あの時は親に批判的な論調も少なくなかった(ように記憶しています)
状況が異なるとは言え、27年後の今、風向きは果たして