「片岡義男の『彼女のリアリズムが輝く』」は片岡義男さん原作。小説家の麻美子は夫の鍵束に見慣れぬ鍵を見つけ、女性の存在を知る。この出来事をいかに推進させれば、よい小説の材料になるか…。片岡さんの媚びない女性の姿、好きです。
急に思いついたのですがちょっとずつ新刊の収録作品を紹介したいと思います。「最後のフェリー」は、ヴェネツィアに研修に来た男の子が、現地の女の子に恋する話。女の子ジョルジャは僕のなかでスタンプにしたいキャラクター1位です。はじめてペンで描きました(普段は爪楊枝でマンガ描いてます)。
「私が一番きらいなのは
わけわかんないカチカンを
むりやり押しつけられる
ことなの!」
「Papa told me」の知世ちゃん、そのとおりだぜ。
7月末刊行の短篇集のゲラを確認しています。「よく描いたなおれ…」という感想しかない。よく描いたよ…。過去の自分を誉めたい。誉める。えらい。「爪のようなもの・最後のフェリー その他の短篇」という長いタイトルです。書店さん、ネットショップで予約もはじまっています。よろしくお願いします。
大林宣彦監督が亡くなってもう初七日。
あっという間です。僕にとっては類を見ない偉大な作家であり、やさしく辛抱強い先生であり、いつも笑顔でチャーミングな義父でした。まだ言葉もありませんが、かわりに、大林監督とイタリアをご一緒したときの思い出を描いた作品を公開します。1/2
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