描きこみしたくないときはこれくらい。「セリー」より。描きこみ具合をどうするかは完全に作品あわせだ。
自身の単行本としては「セリー」を刊行。それにともない荻窪Titleさん、京都のホホホ座さん・ふたば書房ゼスト御池店さん・CAVA BOOKSさん、そして青山ブックセンターさんで原画展をさせてもらいました。青山ブックセンターさんでは装幀の吉岡秀典さん、編集の岩井好典さんとトークイベントも。
2018年もいろいろとやらせてもらいました。井上荒野さんの新聞小説「よその島」で200回を越える挿絵を描き、柴崎友香さん「寝ても覚めても」増補新版でコラボマンガを描き、斉藤洋さん「シンデレラのねずみ」で装画と挿絵を描きました。
翻訳ものだけど山口太一さんが挿絵をつけていたマガーク探偵団シリーズも好きだった。とくに裏表紙の人物紹介マンガは暗記したほど。
おまけに10月19日(金)から11月25日(日)と長期開催です。いろいろとおそれ多いというか、恐縮ですが、どうぞよろしくお願いします! 19日(金)はCAVA BOOKSさんに在廊予定。時間などは決まり次第追ってご連絡します。
たとえばこれ、なんだか分かりますか? 暖炉の熱が顔に当たりすぎないようにするための衝立なんです。基本的には熱でほてって顔が赤くなることを嫌うご婦人が使っていたそうなんですけど、「そんなもんあるんだ」でしょう?