松本和代「フレンズ」
花より団子! 食べる事に目がない美之と横瀬の日常を綴る一冊。フードコートのバイト少年との恋路も交えながら、全体を通して何かしら食べてる印象につきる、当時の少女漫画にしては珍しい読後感が得られる。スッキリした無駄のない絵柄も好印象。
#タイトルだけで買った漫画
後半、いとこの優子(中3)を預かってからの展開は「ジョージさんなにやってんすか!」と言うべき最高の内容だ。女を連れ込んであえぎ声をわざと聞かせたり、寝ているそばでオナニーしてみたり、エロ本を部屋に放って片付けさせる悪戯が読んでいてもワクワクさせられる。
三ツ星しずく「おみやげ」
人の嫌がることをこなし続け正当な評価も得られず悶々としていた主人公だったが、先輩にほめられた事で味をしめ更なる評価を得るためにエスカレートしていくお話。構図は単純だがとにかく思いきりがいい。スカッとした読後感が好印象で、ラストまで一気に読める佳作だ。
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#子供の日なので子供が主役の作品を貼っていく
ザ・ムーンやギャラもいいけど青春の河も忘れてはならない。
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バラになるやつ
牧原若菜「花のように美しく」
(戦慄! フラワーマーケット より)
#ちゃおホラー
坂東江利子「ラミと気まぐれ学園」
開幕から強烈なセクハラギャグをカマす、70年代りぼんを代表する学園コメディ。沢利先生の奇異な行動が少女漫画のロジックの中ではかなり異質な存在であり、ひょっとしてりぼんで「ハレンチ学園」をやろうとしてたのか…? と邪推してしまう程にあけすけだ。
もりちかこ「逆鱗地帯」
アイドルの少年と恋人関係である主人公は、彼の狂信的なファンから嫌がらせを受ける。その中には彼女が愛する姉の姿もあった…。極端な価値観が集団となり暴徒と化す様は現代でも同様の事例が多く、本作は一種のシニカルホラー的スタンスを採っている印象だ。
#ちゃおホラー