楳図かずおデビュー50周年を記念して出版された初期単行本…に乗り遅れて20年。やっとだいたい読むことができた。岬一郎シリーズ、噂に違わず素晴らしい。後の楳図になる前の、太くて丸っこい、かわいい絵柄(超好き)で最大限の恐怖演出。天才的シーンの詰め合わせ。
『まんが学特講』角川学芸出版 2011 読むまで知らなかったけど『ホモホモセブン』連載時に編集部にダメ出しされて、単行本で戻した絵がいろいろあるのだった。そりゃそうか。俺も少しはそういう経験ある。しかし少年誌でヒロインの顔アップの表紙がダメだった時代って。子供は気が付かなかったなあ。 https://t.co/FFSGlimBGY
もともと貸本劇画とか日活アクションは暗黒街とか殺し屋組織とか拳銃片手に悪と戦う影のあるヒーローとかが活躍する非現実的なファンタジーなのでそれを自覚したキャラクターたちの掛け合いとかは定番なんですが。宍戸錠とか。
先日の初期作で目立った、登場人物が突然ギャグだかなんだかわからない変なこと言うこの作者さんの癖、と言うか作風が健在だったこと。
以前買った都島京弥先生の初期貸本、自分の記憶してた絵柄と随分と違ってたので、もう少し後の作をまんだらけで改めて見つけて買った。『ストレート・サブ』。正確な制作年度は不明だけど、流行りの劇画に少女漫画ぽい線を足したようなかわいさがあってやはり上手い。そして意外だったのが→ https://t.co/S8jOMTz6sT
古本市で。「漫画タイムファミリー」芳文社 昭和59年 村野守美先生がファミリーほのぼの4コマ誌で描いてたの知らなかった。なんでも描ける先生だなあ。
家計を助けるために意地悪なお金持ちの家にお手伝いに入る千草。そこでも誤解からお嬢様に憎まれて…。かわいそうな千草!