あ、アニメ版のハーロックに出てくるトチローの娘ってここからイメージひろったのかなあ。あっちもチャーハン好きにすれば良かったのにな。俺ならそうするけど妄想かなあ。
主人公に連れられて旅をする幼い妹の螢。まだ性と無縁な、いたいけな少女が淫靡な設定と対をなしてさらに哀れだ。でもこの娘がいっつも大好きなチャーハンばっかり食べてるのは可愛い。→
読者の共感を得られるかどうか…のダーティ極まる主人公。いつもの低身長のメガネ男なのに無類のハードボイルドなキャラクターだ。おなじみの性に関するあけっぴろげな松本ギャグも控えめ。この暗く湿った世界に比べたら→
古本市で買った。浜慎二先生の漫画はなんだか歪な怖さがあるなあ。貸本怪奇漫画の呼吸かなあ。見開きで女の子が電話で話してるだけでなんとなく怖い
→それ以外にもこの宮地正弘って人の作品、後輩の平田先生よりずっと泥臭く、ざっくりとした朴訥な絵柄でありながら、どことなく人を食った作風など平田劇画に通じるところも多い。いやあ、知らなかったー。面白い。
この先生がストーリーの要所要所、盛り上がる決めゴマでキャラクターの台詞を描き文字にする人で、あ、この呼吸を学んだのか平田先生!と初めて納得がいったのでした。→
テストで0点とった正ちゃんを発奮させて勉強させようとするQちゃんとドロンパ。 ドロンパは皮肉屋だけど口先ばっかりじゃなくてステゴロの喧嘩でもオバQと同程度(あんまり強くない)の力があるのが良いね。
読み返して当時も思ったことを改めて思い出したが「少年警察官」って設定もっと使って欲しかった。学校と関係なくこんなふうにいきなり現場に現れて捜査や警察の職務を引っかき回してほしかった。少年誌だから、やはりクラスや家庭を活躍の場所にしてほしいってのは編集部の意向だったのかなあ。
「〜男」とか言ってても基本的に性は存在しないのかも。 https://t.co/ei9bXxP70v
しかしこの作品も『間引〜』に負けずに暗い。人間の心理を掘り下げる=ねちっこく絶望を描がかなくてはいけない、という約束ごとでもあったのかこの時代の漫画には。(…そんなことないんでしょうが子供にはそう見えました)