『ひみつのアッコちゃん』に時々出てくる、後の赤塚漫画にはあまり見られない立体的な構図のコマがたまらないなあ。
先ほどの少年マガジン66年18号、ジョージ秋山『パットマンX』の前身であろう読み切り作品『パットマン』が載ってた。細部のギャグに師事した森田拳ニの呼吸が、かなり直球で残ってて微笑ましい。これが好評でそのまま連載になったんだな。
水木しげるの貸本時代の短編『半幽霊』に出てくる死森(しにもり)先生の造形ってどこかに元ネタあるのかなあ。人間のキャラとしては他の水木作品で見られない顔なので
『つげ義春大全』15巻。「沼」の青年が少女の首を締めてからの展開が当初描かれていて、長井社長の手により削除されていたことを初めて知った。読みたかった。でもここで次のシーンに飛ぶから美しいのだ、とも思えて。ミロのビーナスの腕ですね。他にも新発見いろいろ。買おうつげ大全。
先日アシさんに水木しげるの『劇画ヒットラー』勧めた流れで『劇画・毛沢東伝』読み返してたらA先生得意の「熱く語って→あ、いかんいかん」の流れがこの時点で既に出てきてた。それ以前の『ハットリくん』や『怪物くん』にもあったかなあ。
『電脳なをさん』。ジョブズが体調不良で2009年のイベントの基調講演を欠席、CEOもティムクックに交代。アップルはどうなるの?って頃の漫画。仮面ライダーの主役交代のドタバタになぞらえる。会議の人たちの台詞は平山亨さんの著書や村枝賢一先生の『仮面ライダーをつくった男たち』からとりました。
おそ松にこういう下品なことさせるパロディーも、本家がいろいろやってるんでもうできなくなったなあ。
またまたお古い画像で申し訳ない。昭和33年キンダーブックより。「からだは もとに なりました」って言葉の使い方は知らなかったな。
ミーくんの漫画でご近所のけっこう上品で裕福な家が引っ越しするんだけど猫は連れて行けないって置き去りにする話があって(76)。キツい展開。その6〜7年前に『りぼん』で描かれた作品ではミーくんの飼い主が引っ越ししてミーくんが置き去りにされる。おいおい。昭和は猫の地位低かったからな。
以前こういうことがあって忌避剤とか置いて大騒ぎだったんだけど。その後2回ウンコされた後、来なくなりました。で、今朝、ひさびさに屋根の上でガサゴソでかい音が!またか!…と焦ったんだけど今回はカラスであった。