『月世界の戦慄』は一峰大二が漫画化。ザンパ星人(巨大化もする!)のキリヤマ(クラタは未登場)への復讐以上に打倒ウルトラセブンに重きが置かれているのが特徴。実験用ニセセブンの登場もさることながらアイスラッガーをコントロールされて顔面を破壊されるセブン、はインパクト大。
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『必殺の0.1秒』は伊東章夫が漫画化。ペガ星人は映像と異なりセブンとの対決もない。気圧により身体が膨らむ最期ではなく円盤へ漏れ入った空気により溶けてしまう。作中の容姿は扉と異なり悪魔っぽいものに。映像でも憤っていたアンヌだが漫画でもソガのために怒る姿が可愛い。
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『盗まれたウルトラアイ』のコミカライズは残念ながらないがマヤは『ウルトラマン超闘士激伝』にモブの観客(台詞あり)として登場。熱血のカネゴンとは真逆の醒めた姿勢がマヤらしいところだが何度も観戦に来ているので武闘好きなのだろう。新章でもカネゴンに迷惑かけられながら観戦。
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『勇気ある戦い』より一峰大二のバンダ星人のロボット。漫画では星人のステーション爆破場面がなくなり狂わ(クレージーゴン化し)ない。腹でなく顔に自動車を潰して喰らう「歯」がありセブンの拳にも喰らい付いた。AIで会話も可能。最期はフルハシの銃に侵入したセブンの特攻に敗れる。
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『勇気ある戦い』は一峰大二が漫画化。ユグレン博士の日本滞在期間が短いというタイムサスペンスは割愛。手術成功の為には治の強い生きる気力が必要で憧れの(映像と異なりダンではない)セブンと会う事がその鍵になる。故にセブンが手術後の治を勇気づける場面がクライマックスなのだ。
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漫画ではセブンが弾丸化する、というよりは勢いよく射出された上で巨大化して体当たり、という映像とは異なる戦法になっている。
銃への侵入方法も銃口からではない。クレージーゴンの「ガロロン」という鳴き声?も愛らしく一度聞いてみたくなりますね。
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『セブン暗殺計画(前篇)』は桑田次郎がコミカライズ。映像と違いダンは冒頭で空飛ぶ自動車に拉致、ガッツと対決するスピーディな展開。ウインダムは未登場。ガッツ星人は目眩しでなく強力なバリアで攻撃を躱しニードル銃状の武器でエネルギーを奪い圧勝。宣告する処刑方法も具体的だ。
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『セブン暗殺計画(後篇)』桑田次郎はセブン復活に必要なダイモード争奪戦を全てカット。ビームランプからエネルギーを撃ち込む一か八かのサスペンス、ウルトラ警備隊の身を捨てての文字通りの勇気ある戦いが描かれる。ガッツ星人が約束通り地球人に敬意を払い撤退するのが一番の違い。
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噴火口に飛び込んでの捨て身のセブン救出劇とウルトラホークの溶岩への墜落を防ぐセブンの画が素晴らしい。倒されることなくガッツ星人が撤退する、で終わる展開を納得させてしまうのは桑田次郎の力量あってこそ、というのはあるのではないだろうか。
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