うーん、『まるで古いアメリカンシネマ「汚れた顔の天使」のような・・・』って言えば許されるのか・・・って言うかそのまんまじゃないですか、車田先生!
#藍の時代
別冊テレビランド4号はグラビア(ロボコン、巨人に入団)・特集(ロボコンのなかま全員大改造 すがやみつる・細井雄二)・漫画(山田ゴロ6話100P)とロボコンの大特集号だが風忍・はまだよしみ・小山田つとむのダイナミックギャグが。特にパンティーの押し売り漫画「セールスくん」は大傑作。
KC2巻には『乞食打者』以外に『少年キング』掲載の『野球狂の詩』とは全く関係ない『雨のち晴れ』(70年)『ミスジャッジ』(71年、以上2作は連作、KCの表紙はこの男)『たそがれちゃって!ゴリ』(72年)が併録。画力が急激に向上している時期で3年前でも既に違和感がある。#野球狂の詩
『きみは強打者』(75年8月初版)はそれまでの少年野球技術書とは異なるプロ野球選手情報に重きを置く入門書。画力の高い大島やすいちの劇画・燃える男長嶋茂雄24Pにセの強打者8人(王・田淵・衣笠・谷沢・高木・松原・若松・柴田)の情報やを大島の他しのだひでお・土山芳樹らが描く #野球本
『きみは強打者』で面白いのはカープの強打者代表が衣笠で山本浩ではない点。山本は75年に大ブレイクする訳で編集時点では衣笠の方が上なのだ。再販時にタイトル獲得など一部の文章に若干の改訂あり。石原豪人の描く長嶋や大杉勝男の画を掲載。プロ野球読み物として今読んでも楽しい一冊。 #野球本
藤子作品で馴染み深い(個人的には小1版『がんばれロボコン』)、しのだひでおさんは70年代に小学館や講談社の少年野球関連本のイラストを多く描いている。きみは~シリーズでも選手紹介のメイン画を手がけているが特徴が良く出てる。江夏はこの頃(南海トレード前)はこういう髪型。#野球本
桜多吾作の『グレートマジンガー』。マジンガーシリーズは永井豪の漫画でもアニメでもなく桜多版に尽きる、というのは同時代じゃないとわからないのかも・・。甲児より鉄也が好きでヒロインはみさとさんだ。トラウマ度もMAX。#自分の中でもう聖典みたいな立ち位置にいる作品
リアルタイムたの幼世代なのでこうもり男の犠牲者のせいで「仮面ライダー=怖い番組」の印象が決定的になった。
緑川の息子は島村ジョー似。
『新幻魔大戦』冒頭でお時(千波)が自分の抜け殻をみる場面、横たわっている死体が千波ではなくかんざしをさした別人になっている。おそらく間違えてお蝶を描いてしまったものと思われるが今回はそこの部分直されてます。
画業50年突破記念永井GO展は徹頭徹尾永井豪のマンガ原稿でみせるもので初期作品から最新の自伝作品まで直筆原稿が圧巻。ジンメン編や顔を描き直したマジンガーは必見もの。カラーのイラストも多く展示され図録未掲載のものもあり。石ノ森との出会いを描いた描きおろしも展示、これは図録にも掲載です。