六甲山という地名以外はあまり神戸感がない桑田次郎版『ウルトラ警備隊西へ』。キングジョーの体型もマンガ的にアレンジされていて良い。横向いた時の首の角度がソソる。いかにもな桑田顔のゲスト、スパイ戦のスピーディーな攻防描写もいい感じ。#ウルトラセブン 
   70年代の子ども向け怪獣図鑑のタガの外れ方は今見ると驚き。大人がみても目を背けたくなるような無惨絵感の高いイラストが満載で感覚が狂う。この頃の少年漫画の残酷描写のエスカレートも影響しているのだろうか。
#仮面ライダー 
   『セブン暗殺計画(後篇)』桑田次郎はセブン復活に必要なダイモード争奪戦を全てカット。ビームランプからエネルギーを撃ち込む一か八かのサスペンス、ウルトラ警備隊の身を捨てての文字通りの勇気ある戦いが描かれる。ガッツ星人が約束通り地球人に敬意を払い撤退するのが一番の違い。
#ウルトラセブン 
   この最終回の見どころはむしろ地下帝国の崩壊。
Drヘルがそのエゴの強さ故にブロッケン伯爵に暴言を吐かれ見捨てられ(桜多版のブロッケンはテレビ版の無能な中間管理職と違って終始カッコいいのですよ)ゴーゴン大公に謀殺される。… https://t.co/w0sx1fqs5E 
   光線技はそれを活かせる自分独自のポーズ(やり方)で決まる。光線を受けても平然としている(ボリボリという擬音が)怪獣、危機の80を前にどっかと岩に腰掛けるゾフィーの肝の座り方と見どころ多し。
#ウルトラマン80 
   『あなたはだぁれ?』(『K団地の怪』)は桑田次郎が漫画化した最終回。巨大な眼のフック星人は水槽の中で殺害した地球人と入れ替わる侵略を画策。映像で小林昭ニが演じた酔漢も拉致後行方不明のまま終わる。ダンはフルハシを救う為、目の前でセブンに変身、地球を去る。アンヌ動揺。 #ウルトラセブン 
   コミカライズにみるタックルの最期の違い
ドクターケイトの毒に侵され長く生きられない事を悟った岬ユリ子は死と引き換えの最後の武器ウルトラサイクロンを使いケイトを葬る。 
   両親を踏み潰す巨大怪獣(エグい描写でこの後もフラッシュバックして80を苦しめる)傷心の80に背を向けるゾフィー(勿論立ち直ることを期待してるのだが)、ウルトラマンレッドの登場、と色々特異な見どころ詰め込まれている。
#ウルトラマン80 
   『史上最大の侵略』は一峰大二が漫画化。セブンは冒頭から再生能力のある強敵パンドンと対決、劣勢の中、致命傷を負い敗北する。ゴース星人は世界各地の攻撃を(地球言語で)宣言、破壊。アマギは星人の基地を探し出すが虜に。キリヤマはマグマライザーによる基地破壊を即断する。(続く)
#ウルトラセブン 
   身体の一部を機械にした甲児を躊躇なく受け入れるさやかの姿で終盤における2人の揺れ動く感情に決着をつける結末。
桜多吾作版は『マジンガーZ対暗黒大将軍』を経た上でのこの最終回へ至る展開になっており細やかにさやかと甲児の心情が伝わる作りになっている。
感慨深い結末。
#マジンガーZ 
   『栄光は誰れのために』は桑田次郎が漫画化。映像以上に野心家のアラキ(アオキの脚本名)の生き急ぐ姿が丹念に描かれその最期にダンはウルトラ警備隊のバッチを与える。映像では割愛されたアンヌの治療場面も存在。プラチク星人は終始等身大でセブンを硬化するもアラキに倒される。 #ウルトラセブン