暗黒大将軍の最期は当時コミカライズでも幾つか描かれている。
テレビマガジン永井豪版では闇の帝王の叱責に自ら7大戦闘獣を率いて出撃。催眠光線砲で操られた7大戦闘獣を簡単に全滅させ更には怪力でグレートを振り回し研究所に投げつける。
『月世界の戦慄』は一峰大二が漫画化。ザンパ星人(巨大化もする!)のキリヤマ(クラタは未登場)への復讐以上に打倒ウルトラセブンに重きが置かれているのが特徴。実験用ニセセブンの登場もさることながらアイスラッガーをコントロールされて顔面を破壊されるセブン、はインパクト大。
#ウルトラセブン
『狙われた街』、桑田次郎のコミカライズだと飛行機事故でなく少女の両親惨殺がメインに。メトロン星人も協力者?の地球人を殺す残酷で狡猾な侵略者として描かれちゃぶ台も出てこない。アジトがそのまま宇宙船になり宇宙空間での決戦と、映像とはまるでティストの異なる作品だ。 #ウルトラセブン
テレビマガジン永井豪版では腕、ブーメラン、パンチを全て使えなくした上で攻撃するクレバーな戦術でグレートマジンガーを追い詰めるが鉄也の機転の前に逆転されグレートを讃えながら黒焦げになる。(続く)
#グレートマジンガー
『勇気ある戦い』より一峰大二のバンダ星人のロボット。漫画では星人のステーション爆破場面がなくなり狂わ(クレージーゴン化し)ない。腹でなく顔に自動車を潰して喰らう「歯」がありセブンの拳にも喰らい付いた。AIで会話も可能。最期はフルハシの銃に侵入したセブンの特攻に敗れる。
#ウルトラセブン
『勇気ある戦い』は一峰大二が漫画化。ユグレン博士の日本滞在期間が短いというタイムサスペンスは割愛。手術成功の為には治の強い生きる気力が必要で憧れの(映像と異なりダンではない)セブンと会う事がその鍵になる。故にセブンが手術後の治を勇気づける場面がクライマックスなのだ。
#ウルトラセブン
『零下140度の対決』のガンダー&ポール星人。地球を二度の氷河期にした元凶。地下原子炉を破壊、地球防衛軍は過去最大級の危機に。ガンダーは寒冷環境下では無類の強さを誇るが太陽光で復活したセブンには呆気なく切り刻まれる。星人が倒されてないレアケース。怪獣図鑑では肥大化。
#ウルトラセブン
「大どんでん返し」は石橋貴明が『ねるとん紅鯨団』などで頻繁に使用したフレーズだが元は『新・巨人の星』の星一徹の言葉だと思われる。星飛雄馬本人も失念している秘密に関わる謎めいた言葉で一徹の言に囚われた花形が辞書で意味を調べる描写も面白い。 #巨人の星
子どもにトラウマ必至な怖い『悪魔っ子』は平成に藤原カムイにより漫画化。映像作品より悪魔っ子が起こす事故周辺が丁寧に描かれ宝箱の中身にも整合性がある。北沢杏子の脚本で存在した陳さんの死は映像ではカットされたが漫画では彼女の重要度アップ。ラストのリリーの笑顔も良いです。
#ウルトラQ