自販機本に掲載された漫画原稿のスキャン&リストアをやっているのですが、グレスケでなく、600dpiでスキャンしてモノクロ2値で最終的に書き出せば、基本的にモアレは発生しませんよね?解像度に関しては掲載誌の紙質が悪すぎるので、1200dpiでスキャンしても描線の再現度は大して変わらんだろうけど。
さくらももこ『ひとりずもう』の青春真っ只中の17歳の夏休みを、ただ家でゴロゴロ漫然と過ごす情景描写は、感情移入せずにいられない。部活も行かず、誰とも遊ばず、旅行もせず、海も恋愛もカラオケもキャンプも人が大勢集まる場所も大の苦手で一人でゴロゴロしてる時間が一番幸せそうなさくらももこ
これC28(85年夏コミ)なんですけど、
当時のVTRを載せておきます。https://t.co/UEUKjIOCrl
参加者の証言はこっち
https://t.co/YwaAhdGrwR
当時のエロ本に載った同人紹介記事はこちら https://t.co/64qlxQAsUx
『Jam』4号掲載の「不確実性の家族」
76年発表の「愛の嵐」から実に3年ぶりの新作で、蛭子さんが生まれて初めて「原稿料」を貰ったという重要な作品。ちなみに山野一さんも一番好きな蛭子漫画とか。
コミティアで、世良田波波さんの同人誌を買った。ぼくはアックスで読んだ「世良田美波」名義の作品(未単行本)が大好きだったんだけど、まさか同一人物とは思わず、簡単なあいさつで帰ってしまった。センエツながら旧名義の作品をいつか同人誌で出してもらいたいな。ぼくが一番好きな叙情派作家です。
コンビニのエロ本撤去の報を聞いて(撤去されてない方の某コンビニに)駆けつけたら『ホットミルク』(人妻NTR系のエロ漫画雑誌)が売っていたので買ってきた。
で、読むと爆笑。
クロちゃんがモデルの醜男が出てきた。語尾が〜みん!、口臭が臭い、盗撮野郎などの水曜日ネタも織り交ぜておる。
吾妻ひでお先生には『ふたりと5人』のリメイク版を描いて欲しかった…(誰か二次創作で続きをよろしく…)
初期『フラミンゴ』でお馴染み(要は誰も知らない)緒図乃真朋の単行本。忘れられたマイナー作家で絵も古いが、少女漫画チックな絵柄(今だと「みなすきぽぷり」先生を彷彿させる)で大胆なエロマンガを描くというのは大変面白い試みだと思う。元はパロディだったのが「実用化」するようになった頃。
前者は「ロリコン劇画」と呼ばれるジャンルで、三流劇画のフォーマットをロリコン漫画に当てはめたもの。必然的にリアルなクライムストーリーになる。
早見純と丸尾末広が大メジャーだが、マイナー作家だとあべこうじ(飯田夏彦)も捨てがたい。このジャンルは現在、町田ひらく一強になった感がある。
このあたりが顕著と思う。『幽玄漫玉』のラストでは、これまでのように茶化して相対化する余裕まで失われ、むしろ丸裸になって身辺を明け透けに語ることが、唯一の逃げ場だったのかもしれない。自分とその表現に酔うことを徹底的に否定しようと、もがく生きざまこそが、この作品を傑作たらしめている。 https://t.co/ae1gv4sVHL
藤本和也「美女の天狗退治」
(所載:幻堂出版『何の雑誌/浪漫チック』2004年6月発行)
山川直人の絵柄でエロコメ描いたらこうなった、という漫画。
「健康的な明るいエロチシズム」を装ったセクハラ描写が部数1000程度のアングラ漫画雑誌にぴったりという気もする。