ちなみにアユちゃんは次の巻でPTA対学園の紛争に巻き込まれて惨死します。現在まで続く「表現の自由」と「表現狩り」の問題を考える上で「ハレンチ大戦争」は重要な立ち位置にあると思う。永井豪は50年前に回答した。どちらも空しく無意味に散っていくだけって。
桜井のり子(ノンちゃん)
アニメ『エスパー魔美』最大の出世格。原作1話の女子生徒が原型。渕崎ゆり子の声がスタッフに受け、みんなで弄りだして最強キャラに成長した。
間宮幸子
原作でも度々登場したが、アニメでは準レギュラー格に。ノンとのコンビや竹長との恋愛模様等で盛り上げた。(NU43)
モモやマミのようなぴえろ娘が登場する以前は貴重な美少女アニメだった『女王陛下のプティアンジェ』(77年)。81年頃「冗談半分に、このアニメを持ち上げるのが流行った」という。蛭児神建がプロデュースした数々の同人誌がそれだ(ただし蛭児神が路理同人ブームに与えた功績は余り検証されていない)
コミックマーケット102(8月12日~13日)に批評島で申し込みました。COMITIA144(5月5日)は見送り。
谷岡ヤスジのデビュー作は高校時代に『中国小学生新聞』で連載した『やっちゃん』(1959年)
まるで長谷川町子作品のような牧歌的かつ優しい世界観が印象的。その後ヒューマニズム路線に飽きた長谷川が『いじわるばあさん』でシニカルな路線を確立するのと同時期に谷岡もまたナンセンス色を極めていく
藤子系同人誌はキチガイ染みた話が多くキチガイ度合でいうとサザエさんSSに匹敵するクラスだと思う。(→国民的アニメのパロディは遥か昔から鬱グロ展開が多い。サザエSSは家庭崩壊をはじめ、サザエ時空を逆手に取ったメタフィクション大作SF、あるいは閲覧注意レベルのキチガイ系まで幅が広い)
二次元美少女のエロスに特化した、最初のアニパロ同人誌が『アニベール』だろう(81年4月の『シベール』廃刊時に出た限定50部のコピー誌)。
これを読むと古のおたくが、どのキャラに萌えてたのか一目瞭然。まず安彦キャラが異常に多く、そこにアンジェ、ペリーヌ、アラレ、怪子、ウランと並ぶ。
それに待ったをかけたのが、富本たつや。スタジオの引き出しで『媚・妹・Baby』の原画を偶然発見した彼は「こんな劇画調のキャラでは売れねー!」と進言。そんで上役に作監を押し付けられ、あれよあれよと怒濤の修正を行い、歴史が変わったのです。https://t.co/iiGH4ozu4Q