攻殻機動隊、押井版は1,000回観たけど、原作を久しぶりに読み返したら思想も描画も濃度(深度)が圧倒的でびびる……VRやSNSで人格の多様化が進んでるいま読むとまた面白いんだ(これを20年以上前にやってるんだから化物すぎる……
『水は海に向かって流れる』最終の3巻、世界に傷つけられた恨みと前向きに生きようとする意思とがせめぎあう素晴らしいシーンの連続で、ケタケタ笑いながら泣かされたよ……! あーこの素敵なメンツの絶妙トークがもう聞けないなんて。
虹走『ボクと壊された初恋』、これほど徹頭徹尾不穏なマンガ読んだことないよ……。Twitterで続きも読んだけど、どんな談笑シーンでもその後の破局を勝手に想像して不安に突き落とされる。心を揺らすという意味で今年トップクラスの作品だ……
つるまいかだ『メダリスト』1巻読みましたけど本当に最高なのです。そうしたい、そうする以外に道を知らないんだ……ていう王道中の王道。コーチが小学生の教え子を「あなた」と呼んで対等に話すところもすごく熱い。
福島鉄平先生の『ボクらは魔法少年』5巻がまた最高すぎて吐きそう。心の底から望むことはなに、自分を好きになるってなに、っていう高純度な物語なんだぜ……
真田つづる『私のジャンルに「神」がいます』、Amazon評価が絶賛と最低評価のガチバトルになってるんですが、ここにある得体の知れないドロドロのエナジーこそがこのマンガが射抜いた感情であり、同人創作の持つパワーであり、光と闇だなあと……!! 善悪を超えて進め!!
浄土るる『地獄色』、巧拙や露悪性では捉えられない、作者がただこう描かざるを得ないという強烈で制御不能の切実さが本当に刺さる。そして「神の沈黙」は本当にやばい。いずれ園子温あたりが映画化するのだろう。
(感想書こうとしたら2,000字くらいの怪文書になったのでAmazonレビューに投稿します)
モーニングツーでやってる堀出井靖水「ブラック バウンズ」、『BLAME!』『キヌ六』の系譜に連なるダークな深海探索SFで、あとから漫画読みに語られるタイプだから今読もうぜ
チェンソーマンの銃の悪魔襲来シーン、藤本タツキ先生が「トップをねらえ!」の影響を語ってたので観直してたんですが、なるほど! なんで冒頭に聖歌が描かれてたのかわからなかったけど、トップで流れてた荘厳な音楽を表現してたのか……!