コロナ禍における古本病患者の葛藤。
一回行ったら気分も落ち着くだろうと思って久しぶりに倉庫のような大好きな古本屋へ。やっぱりネットより店で直に棚を見て未知なる本との出会いを楽しむ方が断然楽しい。
結果、気持ちが収まるどころか飢餓状態に拍車がかかり焼石に水状態になってしまった。
女子高生時代に作成していた愛と狂気に満ち満ちたスクラップブック達を押入れから発掘……ヒィィ…!!
当時、雑誌「non-no」を中心に大活躍していたモデルの田中美保ちゃんが好き過ぎての所業。
古本屋でファッション雑誌のバックナンバーを買い漁ってはハサミで切抜き作業を黙々と行なっていた…。
昭和の〝見合い写真〟って興味深い存在だなぁ…と。
現代と違って写真が高価な物であった当時、限られた技術を駆使して撮影・修正を施され出来上がった見合い写真。〝縁談の命運が写真師の腕にかかっていた〟という一文にドラマを感じた。
森川愛三の写真集、高額だけど…是非見たい欲しい…と悶々。
古本一括査定.comで現在連載中の古本コラムの最新回を読んでくださった方には重々理解していただけると思うのですが、女将さんから戴いた古本がパンパンに入った紙袋を〝敢えて〟堂々とテーブルに置いた私と、帰宅した相方のやり取りです。
久々の古本の手触り…サイコー…。