『アンダー・ザ・シルバーレイク』
十数年間、「片手袋から世界が読み解ける」とか「あらゆる芸術作品に片手袋が登場するのは何故か?」とか言ってる身からすると、あいつ(もしくはZINEの作者)は俺だよ。でもどこまで突き詰めていってもさ、結局近くのオウムがなんて鳴いてるのかは分からんのよね。
本秀康『あげものブルース』
揚げ物にまつわる短編それぞれが面白い上、微妙に物語が絡み合って不思議な読後感に着地。「マンガ版『ホワイトアルバム』を目指したが違うものになった」的内容があとがきにあったけど、『ヘルタースケルター』がシャロン・テート殺害に繋がっていくような因果を感じた。
@bubblesgoto さんに教えて頂いた鈴木翁二の短編集『かたわれワルツ』。なんと片手袋にまつわる作品が二編(『雲雀!雲雀!』『転轍機』)も収録されているのだ。片手袋が内包する独特の詩情。そこから生み出される作品のなんと多いことか!
片靴下に入れておくプレゼントとして、何を選べば一番粋か?そう、『片手袋研究入門』ですよね!まだギリ間に合うんじゃないかな?お子様の情操教育にも是非!
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