現時点でバーコード付で単行本化されている作品はこの写真の3作。「はびこる愛」は絶版状態になってしまった名作達を再掲した素晴らしい作品集なのですが、現在はこの本自体も手に入りづらくなってしまっています。ぜひ再版してほしい…。↓続く
「答えがほしいわけじゃないの」は「母の友」に毎号2ページで現在進行中の連載。関根さん自身も子育てをされながら漫画家業をされています。本編とは関係ないところですが、特集号で掲載がなかった2018年11月号の次から話数がズレてしまったようで、9話が2回あります。↓続く
「Prologue-Gymnopedies-」ミエルレコード/2012年9月初版
サティの「ジムノペディ」をモチーフにした合同誌。同誌掲載の「ゆっくりと悩める如く」で関根さんを知り、足が遠のいていたコミティアに参加するようになりました。
この作品は電脳マヴォで閲覧可能です。
https://t.co/uMSpCXslWf
↓続く
そして6・7コマ目
「なにやつ!」と振り返った後、ふり仰ぐ先に絶妙なカメラワーク&ここしかない配置で忍者が登場。前のコマから左右に大きく揺さぶりがかけられているため、同じページの中でも見開きに近い効果があって視線の流れが止まります。そのためか横長のコマでも空間が広く感じられます。↓
続いて4・5コマ目
手裏剣・髪の流れ・視線の向きでイナズマ型の視点のつながりが形成され、4段目の忍者から意識を逸らされます。ここだけクローズアップすると丸で囲んだ忍者の姿がチラッと目に入るかもしれませんが、1コマ目から順番に読んでいくとこの忍者は意識から上手く外されている感じです。↓
何度も読み返しているの毎度やられてしまいます。まず2コマ目。テレビに夢中な彼の首の角度が絶妙で、1コマ目から移ってきた視線の始点がカクッと左に折れます。そして視線の先に3コマ目のテレビ(横長の1コマ目と同じで左下にレイアウト)があるため、合わせ技で左方向への意識付けが強化されます。↓
タピシエールの発売に備えて関根美有さんの過去作を読み直しているのですが、改めてすごい。
現在「母の友」で連載中の「答えがほしいわけじゃないの」2話('18年5月号、福音館書店)最初の6コマで左へ左へと意識を誘導された後、7コマ目で意識外の場所から忍者が参上して、やられたッ!となります。↓
団地ともお最終巻読んだ
お母さんのハンバーグごっこ、コックの長野さん、校長の講話の話(、あと衝撃のダンディライオン回…)、ほんと最後までずーっと面白かったな。
読んで良かった #FIBD2019 ノミネート作③
Lune du matin
Francesco Cattani/フランチェスコ・カターニ
この描線はチャレンジなのだろう。前作(写真4枚目)とまるで違う。望月ミネタロウとも、長崎訓子とも、違うのだが、どこか似た描線へのこだわりを感じる。ずっと追いかけていきたい作家さんだ。
昨日出たリクエストをよろしくすっっっっっっっっごく良い
「23時すぎのシンデレラ」、好きなラジオを聞いてるときのフフッってなったり、笑いすぎて涙出ちゃう感じがまんま漫画になってる
3巻まで丁寧に描き進められていた巡り合わせがグッと噛み合うこの4巻、未読のかた今がとてもおすすめです
ケキャール社顛末記、グイグイと、またしみじみと面白い。読み始めてから、日曜の夜に読む本じゃなかったことを思い出した。名シーン名ゼリフが多すぎて仕事したくなくなる。
「ようこそ/忍者カーのコックピットへ」
「まあ落ち着けや/旅は鼻唄/のんのこずいずいと行こうじゃねえか」
赤タイツ男、めちゃくちゃ面白い。タイツぐんぐん伸びる。酒はグラスではなくヴィニールに入れるべきだったか。