職業上か自由恋愛かは不明だけれど、進駐軍の子として生まれた肌の黒い捨て子のミチ子。
戦後期日本の社会問題を背景にした作品で、ミチ子は地域の大人たちから酷い差別を受けますが、奇跡によりその原因が掃われるまでが前半の物語。
大手メディアに報道されて、さらに加速していく人種差別。
猛烈なファンが白土三平関連の名前を子どもに名付けようと頑張った結果、矢口高雄さんの「三平」(影丸案もあり)は女の子だったので未遂に終わり、大友克洋さんの「サスケ」は古くさいと親族の反対にあい、つげ義春さんの「正助」のみ成功したのでした
#白土三平
広告が無いほう(描き直し)はネーム由来の絶妙なスピード感の均衡が崩れて、もっさりともあざとくともみえてしまっている気がする。流れ大事。
※カムイ伝第8回「月刊漫画ガロ」1965年7月号
カムイ外伝「下人」作中に登場した猿婿の昔話を近藤ようこさんが20年ほどあとの自作品「雨は降るとも」の内で同じように紹介する形で使用しています。より作品の核に誘導するような形に昇華しています。
https://t.co/MVd4YWJNX7
「こがらし剣士」の原本と復刻本との大きな差異は、甲賀流のルビが「こがりゅう」から「こうがりゅう」に変えられていることと、以下の箇所になります。白土三平初期貸本と復刻本の比較はいつか全てしたいと思っています。
P14-服の色
P47-目玉の追加
P74-た"づ"ねて
P113-"最後"と、アッ!!の写植追加
という目線で読んだら小山さんらしかった。繊細。主要キャラが農民だからかな。疫病の話です。小山春夫さんは現在87歳。