『花と頬』読んだ。ミュージシャンの父親を持つ少女とそのミュージシャンが好きな少年とのやり取りを描く物語。少女のいじらしいアプローチや嫉妬を含むネガティブな感情がさりげない描写で演出されており表現力豊か。キャラクタの背景を想像させる見せすぎない構成もいい味出してる。オススメ。
『ブレードガール 片脚のランナー(2)』読んだ。病気で片足を失った少女が専用の義足「ブレード」で短距離ランナーを目指す物語。キャラクタ描写に重点が置かれてはいるが、本題である競技描写も押さえるところは押さえいる印象。少女漫画ライクな瑞々しい絵柄も特徴的。
『プ~ねこ(7)』読んだ。猫が主人公のシニカルなネタや変化球多めな4コマ漫画。連載期間が14年を超えても、真意を理解するのに10秒くらいかかるようなひねくれたネタ作りは良くも悪くも安定。アフタの中の箸休め的な存在として末永く続いて欲しい。
『中村くんの金パは柔らかい』より画像引用。つやつやの質感や匂いまで表現した描写、それを活かしたポーズなど、黒髪ロングの新しい可能性を模索している作品だと思う。作者は絶対髪フェチ。
『うたかたダイアログ(2)』から作品の魅力が伝わりそうな部分を数ページ引用。殆ど主役二人の掛け合いだけで進んでいく作品だけど、ボケツッコミのテンポが素晴らしく心地よい読み味。キャラクタがいいから会話がかみ合うんだろうなぁ。
『メダカくん、さよなら。』(こうのとり昇)
擬人化された水槽内の生物をキャラクタとした不条理ギャグ漫画。挑戦的なコマやセリフ切り抜きのチョイス。タイトルの位置もなんだか不安になる。
#好きな漫画表紙デザイン2017
『上野さんは不器用(3)』より引用。へそに仕掛けられた生体センサーキーをダシにして、意中の男子を誘惑しようとする場面。だいたいこんな感じで強気の上野さんがすぐ音を上げて逃げ回る話。1ページでこの豹変ぶり。テンポ良いなぁ。
『だんだん街の徳馬と嫁(上)』より引用。下がり眉釣り目フェチにはたまらないキャラ造形。不器用ながら歩み寄っていく二人の姿が丁寧に描かれていて良い作品ですよぉ。皆、読もう。
『衛府の七忍(4)』より引用。ホントに「チェスト」を何だと思っているんだという乱用っぷり。チェストが謎の共通言語と化している。山口先生のシリアスな雰囲気のおバカギャグ、キレッキレだなぁ。
『第七女子会彷徨(8)』より引用。つばなクリーチャーで何故だか強烈に印象に残っているのがコイツ。デザインセンス独特で面白いなぁ。
『シンギュラリティは雲をつかむ(1)』より引用。4コマ目の敵国女性大佐の悪い笑顔素晴らしい。他にも沢山悪い笑顔出てくるので、悪い笑顔好きにオススメの漫画だよ。