世界一背の高いモデル、エカテリーナ・リシナのインスタを見ていると、巨大な女性が母親を演じて客を童心に返らせるサービスを描いた藤子・F・不二雄の短編『やすらぎの館』を思い出す。
年号も変わるので、『フジ三太郎』のサトウサンペイ先生に久しぶりにメールを出したら返事をいただけた。御年89歳。平成に年号が変わった時に描いた4コマでは、テレビのコメンテーターの過剰な丁寧語が庶民にうつるエピソードが記憶に残っているとのこと。
まさかの月刊『柳沢きみおマガジン』創刊。中身は過去作第一話詰め合わせが中心で、新作は『特命課長只野仁』(只野が50歳になっただけで中身はいつものやつ)、半自伝的小説、そして『罪と罰』の漫画化。『罪と罰』はギリギリ読める出来だけど、自分以外に買う人なん人いるんだろう。。
【お勧めサラリーマン漫画】『娘の友達』(萩原あさ美)第4巻。怖い。主人公の中年サラリーマン、それほど悪いことはしていないのに間が悪く周囲から責められ、どんどん居場所が無くなっていく。美少女との共依存はまるで令和の『高校教師』。同じようなバッドエンドになる予感……。
【翔んだカップル1日1冊】続2巻
勇介はプロボクサーとしてデビュー後2連続KO勝利。しかし圭はボクシングに拒絶反応を示し、自分とボクシングのどちらをとるのかと詰め寄り2人は破局。
井岡一翔と谷村奈南もこんな感じで別れたんだろうか。名前の「翔」の字で翔んだカップルを連想してしまった。
『社長 島耕作』3巻4巻のロシア篇を読み直す。
八木取締役が愛人に指示して億単位のインサイダー取引をしたあげく嫉妬に狂って愛人をロシアまでストーキングして絞殺、自分もロシア諜報員に殺されるという、島耕作全史の中でも下から数えられるダメエピソードで、ロシア情報が頭に入ってこない。
『てれびくん』8月号から連載が始まった、しりあがり寿によるヒーローマンガ『ジ・アメイジング・マッパマン』。主人公の巨大ヒーローが顔以外全裸になって戦うという、懐かしい味わいの小学生向けギャグマンガだった。
『釣りバカ日誌』の浜崎は1983年に初めての四国支社転勤を言い渡され、戸惑いつつ単身赴任を決断。無条件で従うAタイプ。ただしすぐ気持ちを切り替えてルンルン気分なのが笑える。作者のやまさきと北見は共に昭和10年代の戦中生まれで、国家=会社=家庭という会社家族主義が色濃い。
ソドムのインタビューが読みたくて『別冊少年チャンピオン』を買ったら、ルノアール兄弟の『少女聖典ベスケ・デス・ケベス』という漫画が凄かった。巷のペイメントサービス乱立を批評する不条理シモネタギャグで、電車の中で声出して笑った。