とすると、クルバルカ王朝の旧信仰にも、元となる別の「青き衣の者」がいた可能性は十分考えられます。土鬼の民を苦難から救い、楽土=クルバルカ王朝時代の土鬼に導いた指導者が…
否、クルバルカ王朝の始祖に限らず、初代神聖皇帝も、そしてクルバルカ王朝以前の土鬼王権の建国者も、恐らくみなナウシカと似た在り方を持ちながら、
最後は墓所にーもっといえば墓所が課した(と感じられた)人類存続の使命に屈したのではないでしょうか。
ここからは更に推測度が強まりますが、恐らく「教団」は建設者とは微妙に異なると思われます。というのは、第一に、もし建設者自身である場合、千年かけても墓所の知と技を解読しきれないというのは些か奇妙だからです。いや自分でインプットした知識情報やろがいと。
更にいえば、その最期も。「教団」は崩れ行く墓所と運命を共にしようとしますが、もし彼等が墓所の建設者かつ世界浄化計画の立案者である場合、そんなあっさり自身の「被造物」と心中するでしょうか?(尤もこの時代に墓所を再建できるかは技術的にかなり微妙ですが…)
今週の #逃げ上手の若君 、逃若党は勿論、市河殿に至るまで誰ひとり国司自身の生死を問題にしてないというか、どう敵の足を引っ張らせるかor保身に繋げるかでしか見てない所が、妙にリアリティを感じる。確かに無能な味方、それも上司は敵より遥かに厄介…