或いは、初代土王=嘗て存在した「青い衣の者」の一人だったのかもしれません。以上をまとめると、神聖皇帝以前の土着信仰は、
・祖先が邪悪な「奇跡の技」を封印したという武勇譚
・「何れ来る浄化世界」を奉じる終末思想
・終末まで民を導くメシアたる「青い衣の者」=土王
という特徴を持ちます。
では、なぜ土着信仰≒土王は神聖皇帝・僧会に敗れたのでしょうか。この点についてナムリスは「歴代土王の圧政と狂気に民衆が新王を望んだから」とはっきり述べています。圧政と狂気…まるで神聖皇帝末期と同じ歴史の繰り返しですね。
そして蟲と心を通わせた者は、「蟲の世界」と「人の世界」に股裂きとなります。とりわけその者の言動が「人の世界」に危機を招いた場合には、周囲の目や罪悪感からそれこそ「帰ってこれなくなる」かもしれません。
更に言えば、こうした常に「問い」を発し、相手(世界)と共に答えを探そうとするナウシカの姿勢は、腐海に関してだけではありません。本作の主題たる戦争「トルメキア戦役」についても、彼女は常に「本当に他に道はないのか」を問い続け、また行動に移します。その中では自ら武器を取りさえもします。 https://t.co/R0itXP5W2r
この点については、「森の人」セルムから瘴気=大地の毒を腐海が取り込む際に僅かに放出される毒の残欠であり、長期的には安定・無害化されると説明されます。
#ナウシカ 考察「王の最期」編、第2弾は皇弟ミラルパ様の「成仏」について考察してみたいと思います。「宿業の人」(チヤルカ談)であるミラルパは、なぜ「青き清浄の地」で成仏することができたのでしょうか?この問題を考える際には、まず晩年ねミラルパの有様を見る必要があります。
世代間対立についてここまで端的に切り取った表現、なかなか無いのではないだろうか(藤子・F・不二雄「征地球論」より)。やはり御大は偉大…!
戦争が外交の失敗ならば、「失敗に備える」軍備の充実は尚更必要でしょう。神ならぬ人間が携わる以上、失政は政治の本質ですので。失敗しない政治など、それこそ非現実的ですね。 https://t.co/7JJ93hyUPL
フジテレビ会見のグダクダ質疑を見て、最近別方面で話題のこのコマが浮かぶ。いや普段あれだけ声高にコンプラだの説明責任だの社会的責任だの説いている連中が、我が身だとコレなのかい?
コレがアリなら今までの企業・団体・政治家の会見なんか叙勲かノーベル賞モノでしょ?
実際、風の谷のガンシップの主砲は大口径ですが単発で、あまり航空戦に向いていません(特に一対多には)。また、ナウシカも訓練飛行(?)では対地戦を意識した、なかなか過激な低空アクロバット飛行を敢行しています。
次に問題となるのは蟲達の存在です。蟲は腐海の生態系の一部をなし、腐海に害なす存在(主にちょっかいを出す人間)を攻撃しますが、彼等ーことにその頂点たる王蟲ーが高度な知性を有するのは何故でしょうか?言い換えれば、何故こうした知性が「付与」されたのでしょうか?