ですが、実際の蟲たちは人間の愚行(粘菌ばら撒き)に怒り狂うわけでもなく、不安に怯える粘菌を腐海に迎えるべく、自らが苗床となろうとしているだけでした。そこにあるのは只、仲間と見なした粘菌へのいたわりの心だけになります。
てかあそこまで憎悪(本人的には「反論」のつもりかもですが)を所構わず撒き散らす様子は、ブラクラの双子編でのレヴィの指摘が近いように思えますね。もう自分でも何を憎んでるか判らなくなって、挙げ句「色々」巻き込んで吹っ飛ばすと。 https://t.co/q3CNuxWfvN
そんな僧会が力を振るえるのは偏にミラルパの力あってのことです。実際ミラルパはその「超常の力」によりケチャのような市井の民にまで畏怖されており、僧会はそのミラルパの「耳目・手足」だからこそ恐れられていると言えます。要はミラルパ無しでは烏合の衆です。
劇場版ナウシカでは、彼女は「腐海の真実」を伝えようとする―但しそれだけでは直近の問題解決にならないが―一方、漫画版ナウシカとアシタカは悩みながら戦場に身を投じ、自ら多くの人を救おうとする(と同時に己が手を血で染めつつ)中で、周囲の人々の信用を獲得していきます。
こう考えれば、トルメキア側が巨神兵の「確保維持」に大して労力を割かない理由も見えてきます。「秘石」には巨神兵の制御ユニットという面もあるため、それ無しでは兵器としてまともに運用できないためです。
最近の艦これ、事前の艦隊・装備編成の整理に大分時間がかかるので、提督業がドリフターズのノッブに近づきつつある。なおノッブのように上手くできるかは(以下略。
というわけでE2-2を乙で始めますの。
#艦これ
ヴ王の目論見が(少なくとも彼の望む形では)成就し難いことはナウシカとの論駁からも明らかでした。が、さりはとてそれだけでは「身を挺してナウシカを守る」行動を王が取る動機にはならないでしょう。何が王をそこまで突き動かしたのでしょうか?
例によってこの部分も単行本版での追加になります。より正確には、連載版では一コマに纏められた虚無からの断罪(一枚目)が、単行本版において一ページ以上に引き伸ばされたもの(その最初が二枚目、最後が三枚目)の、最後に追加された一言になります。
腐海植物は浄化環境下では少数(恐らく他の植物との競争に圧される)、それも極めて小さくなり瘴気を出さなくなります。そして瘴気がない環境で蟲は生存できません。するとどうなるか。
また、代王クシャナとチククの個人的友誼はともかく、トルメキアー土鬼両国間の関係は、戦役の経過及び事後の混乱(ユパの犠牲やナウシカ達の尽力で大分抑えられたとはいえ)で微妙なものになったと考られます。これは、土鬼避難民が押し掛けた旧エフタル地域も同様(6巻P106-117 )です。