ではそれはどんな教義だったのか?これは以前も考察しましたが、ナムリスの告白から伺うに「より良い来世を迎えるために現世をよりよく=体制に従順に生きよう」だと思われます。「死ねば必ず生まれ変わる」ことの強調は、よりよい来世の為の現世における徳業累積への要請を正当化するからです。
土鬼僧会の大きな目的の一つに、「邪教」=土着信仰の払拭があります。とりわけ救世主信仰である「青き衣の者」信仰は、これを旗印にした反乱を引き起こしかねないため、その払拭・民衆教化が重視されました。
というのは、少なくとも第4回・土鬼大海嘯の前哨戦(?)たる人口腐海や培養王蟲の利用は、蟲や腐海植物の性質(どれが一番猛毒か)についての一定の理解か不可欠です。そして、大海嘯は第3回以降の経緯を見る限り、人間側が不用意に腐海に介入しない限り発生しません。
ナウシカの時代には実はほぼエフタル大海嘯の記憶すら一部の人間を除き(当のエフタル人にすら)忘却されており、土鬼では邪教の伝承扱いでした。かかる状況故にこそ、不用意な腐海の軍事利用が行われ、4回目の大海嘯が引き起こされたのですが、(続く)
ところで今更ながら。
二重行政が問題として、図体の一本化で解決するんでしょうか?下手すると肥大した組織で内ゲバが(以下略
こうした墓所の影は、土鬼歴代王朝が国土を覆う絶望・混乱とともに格闘するもう一つ対象であり、結局負けていったものでもあります。こうした歴史を「虚無に喰われてしまった」と形容するクシャナ殿下はなかなかに慧眼と言えます。
本日の夕食、デザートは奥様お手製の和風ケーキでした。抹茶と白ごま風味の二重レアチーズの上に、金箔をまぶしたゼロチン…。美味。圧倒的っ…美味!!
美味しい美味しい連呼してぺろりと平らげてしまいましたが、こういう時にもっと美味を称える語彙力が欲しいとです。
本日のツッコミどころ。人の域を「超えようとしている」…?(どう見てもここにいる全員、既にヒトを辞めて異能を極めているのに)
#逃げ上手の若君