そしてカボのクシャナ編。なんといっても見所は殿下の子守唄。まさかナウシカレクイエムのメロディで歌われるとは!もうこの場面は必見必聴ですぞ(あと「お前が私の死か…」の台詞がしっかりある点もうれしい)。
別にスタートダッシュを息抜きと共に始めても良いと思うの。
#新年度なので自己皇帝感の強い画像を貼る見た人もやる
もう一つ。7巻で僧会幹部が「墓所は聖域で自分たちは入れない」と発言したこと、ナムリスの「封印」宣言時には僧会の面々が見えることから、5巻に描かれた施設の大半ーヒドラの穴や巨神兵の培養施設、ミラルパの療養浴槽ーは厳密には墓所の「外」=墓所と一体化した「大僧院」であると考えられます。
この時、墓所は自ら固く扉を閉ざしてヴ王を拒み、トルメキア軍がーシュワの都もろともー消炭になるまで扉を開きませんでした。これは新王に対し、墓所の主導権を刻みつける、一種の「マウント行為」と言えます。
この三成からの問は、個人的には何となく、漫画版 #ナウシカ 終盤で「庭園」の牧人がナウシカに突きつけた問を想起させます。「業が業を生む輪から抜け出せるのか?」と…
実際ナウシカは、サパタで別れて以降、終幕のシュワで合流するまで、クシャナとは殆ど別行動で、カボ以降のクシャナの「迷走」も殆ど知り得ない。にも関わらず、クシャナと再開したクシャナは、ユパの死に関わる話を後回しにしてでも、臨終の床にあるヴ王を彼女に引き合わせることを優先した。
末期ガンに冒された逃亡50年の爆弾テロリストが、死を前に「忘れ去られたくないがために」自ら名乗り出た話。個人的には悲哀どころか醜態というか、最後っ屁の悪足掻きにしか見えない。最近見た例だと(比べるのは失礼かもだが)ブラクラのルプスですかね…
お仕事終わりー。今日は職場内の引っ越しというか模様替えで体動かしたので、結構汗をかきました。