そんなナウシカは物語の終盤、覚醒した巨神兵オーマに「ママ」と呼ばれ、自ら目覚めさせた責任感もあってか彼を我が子と認め、シュワの墓所への旅に向かいます。
最後の③は、人間以上の知能と超能力を持つ人工生命で、恐らくは墓所自身もこれに当たります。巨神兵といい、旧世界は人間以上の知性体を作ることができ、またその必要があったと思われます。要は人間同士ではもう埒があかなくなっていたと。
こうしたジルにとり、娘ナウシカは将来有望ながらも未熟で危なっかしい存在であり、それ故かなり厳しく当たります。例えば、ペジテ滅亡を慌てて伝えようとするナウシカに対し、ジルは先ずその狼狽ぶりを厳しく窘めます。
エボシさまの今の笑い、捕虜釈放を聞き届けねば土鬼に寝返るとナウシカに言われたときの、クシャナ殿下の笑いと重なりますな。 #もののけ姫
これらまで本当にいざとなれば造れるのか?ですが可能性はあったと思われます。というのは、1巻でアスベルが腐海の底という作業用インフラの余りない場所でメーヴェの「伝導系」を修理しているからです。
その鍵になるのが次代ミラルパの治世です。兄ナムリス曰く、最初の二十年は慈悲深い名君だったミラルパは、いつまでも愚かな土民を憎むようになったといいます。ということは、帝国誕生ら百数十年を経てなお、初代皇帝の悲願たる民衆救済は実現できていない(或いは既に喪われた)ことになります。
今週の #逃げ上手の若君 は小笠原貞宗公と時行君の対決再び。が、戦は刃を交えるのみならず。口舌の刃を交わす様も、互いの知力を尽くす熱さがあり面白い。それにしても智勇兼備の小笠原公、実に強敵である。そしてそれに伍していく時行君もまた、既にして王者の貫禄…!
風呂に入り、湿布を張り、コルセットをして何とか痛みの緩和を図る。もう完全にミラルパ様状態(´;ω;`)ブワッ
開戦前夜の「環境づくり」が活発化しつつあるように見える露宇情勢。露側のアナウンスの副音声がどうしても姐御のこの場面に重なってしまう…
それはナウシカの中の「何故?」という強い問いがあってこそでしょう。彼女は本作を通じ、一貫して「何故?」を問い続けています。何故、土鬼は王蟲を兵器に利用できたのか?何故、人間は愚行を止めないのか?何故、その愚行のために腐海や蟲が犠牲にならねばならないのか?なぜ?何故?ナゼ? https://t.co/UWPvi4VNLO