一方、ナウシカにとっての辛さは、母からの愛が「最初から自分には無い」という、いわば「虚無の哀しみ」でした。そして恐らくそれ故にナウシカは、自身の愛の抱える危うさ・欺瞞を自身の内なる虚無や、庭園の牧人から厳しく指弾されることになります。
実はこの点の前提となる「何故王蟲達は人間の愚行のせいで死ななければならないのか」が単行本版では深掘りされています(左)。連載版(右)では「死なないで」という単純な思いがもう少し強く、それが「心をひらいて」という叫びに現れています。
それは、他ならぬナウシカ自身がこれまでの旅路で直接間接に多くの命を手にかけてきたことです。王蟲を人間の犠牲にすることはおかしい違うというのなら、お前が犠牲にしてきた人間達はどうなるのか。お前などに王蟲の死を悼む資格などあるのか、と。
【悲報】久しぶりに歯医者に行ったら歯周病がめさ悪化していて暫く通院が必要に。オーマみたいに歯がズル…ドーン!(落下)にならんよう、しっかり治療せねば…
それは、王蟲が「何を求めて」2000リーグも走り続けたかです。土鬼大海嘯では、助けを求める南の森=変異体の粘菌を腐海に迎え入れるため、王蟲達は粘菌の合流地点に「青い目のまま」、つまり怒りに我を忘れることなく移動していきました。
実際、ナウシカが腐海に赴いたからこそユパは窮地を脱したのであり、また隣国ペジテの異変(滅亡)をいち早く察知できたわけです。ただ、それは腐海行きを「正当化」出来る理由であり、彼女本来の目的出はありません。ではナウシカ自身の目的とは何か。 https://t.co/nRPObHudlN
わーい、既に内応という噂をわざと流して退路を断つ作戦か。今回の関ヶ原は正にドリフターズのこれ↓ですね(三方ヶ原での「信玄の教え」を学んだとも言える)。
#どうする家康
これと対照的なのがシュワで、都市内は見渡す限り墓所の模造建築(恐らく寺院或いは政治行政施設)、住民は僧侶ばかりで市場や娯楽施設的なものは全く確認できず、極めて「生活臭」が乏しい状態です。
しかし、大海嘯の進行が状況を変えます。粘菌が帝国各地に発生し戦線は崩壊、多くの民が危機に瀕する中、もはや戦争「どころでは」なくなります。そしてチヤルカは、大海嘯の危機を訴えたナウシカとの「共闘体制」に入ります。
うそーん…最近のパソコンてTV視聴やBlu-rayに対応「しなく」なってますのん…そっちはTVでと。全部PCで出来るのが便利なのですが(何とか見つけれたが、次の買換ではもうダメそう)