また、実は「強すぎる瘴気」も蟲には有害となります。土鬼僧会が兵器として投入した「猛毒ヒソクサリの森」は蟲達を死なせ、また大海嘯の引き金となった粘菌の瘴気は、蟲達を狂わせ共食いすら起こさせています。
更に言えば、こうした常に「問い」を発し、相手(世界)と共に答えを探そうとするナウシカの姿勢は、腐海に関してだけではありません。本作の主題たる戦争「トルメキア戦役」についても、彼女は常に「本当に他に道はないのか」を問い続け、また行動に移します。その中では自ら武器を取りさえもします。 https://t.co/R0itXP5W2r
この時蟲使いの村では「卵の欠片」から王蟲幼生がクローン培養されており、土鬼軍ではこれを王蟲の群を誘引しトルメキア軍に仕向ける為の囮として利用していました。ですが、流石にその受領のため「だけ」にミラルパが出張るでしょうか?
また、「神人の地」では、時間経過すら生物の成長を促すため歪められている=加速させられる様子が伺えます。そうした「神人の地」の異界ぶりもまた、ナウシカが訪れた庭園を彷彿とさせます。
結局、社員の給与=固定費・「コスト」としか評価しないからなんでしょうね…一方、社外の専門家への外注は一時的経費もしくは「投資」扱いなので金を出しやすい。 https://t.co/H6aqvZXVVR
五巻以降、ユパの目的は専らクシャナを救い、「王道」に導くこととなります。即ち、復讐に燃えるアスベルを制してクシャナ一行を受け入れ、ナムリスに彼女を拉致された時には単身追いかけ、救出の機会を伺います。何故ユパはクシャナにそれ程入れ込んだのでしょうか?
今日もまた長々と(しかも変な時間に)連投してしまいましたが、要は「ナウシカは完全無欠でも、まして超人でもない、苦悩を抱えながら歩む魅力的なヒロイン」ということです。が、それを言葉で示そうとすると…時も吾が文章力も足りぬのぢゃ…
#ナウシカ
その第一段階。恐らくはアスベルの説得もあり、王蟲培養槽の破壊を決断した僧正に彼女は渋々従います。それ=皇弟への反逆がどんなに恐ろしいか心を痛めつつ、それでも敬愛する僧正の決断に付いていこうとしたわけです。
更に重要なのは、ジルはかかる決断を下したナウシカを「おろかなやつだ…」と評しながら、それでもその決断を支持し、また「たった独りで世界を守ろうとする」危うさを案じながら逝ったことです。これが娘を案じる父の愛でなくてなんでしょう!
一方、この時谷に集まっていた辺境諸国の長は、来るべき土鬼の辺境侵攻に備え、当てにならぬトルメキアへの臣従破棄と辺境諸国の軍事同盟結成を主張します。実はナウシカもそれを見越して、ミト達と共に虎の子のガンシップを谷に帰還させていました。
また、クシャナの部下に一騎討ちを挑んだことについても、ジルはユパに対し「軽率も甚だしい、殺されても当然」とかなり手厳しく評価します。恐らくナウシカ本人に対してもかなり厳しく叱ったことでしょう。
今週の #逃げ上手の若君 、征蟻党、遂に覆滅す。頭の過去が教科書に言う均分相続⇒惣領制への移行過程に重なりますね。この軋轢が南北朝、観応の擾乱にも繋がると。そして回想ながら初登場した楠正成公、この後もあちこちで影響を及ぼすことになるのでしょうか…?