魏の王室は真っ青になりーーませんでした。
むしろ、「王子一人の首でいいなら」とさえ考えます。
それくらい秦国は強かったのです。
当時、秦国には白起というチートに強い将軍がいました。
どれくらい強いかと言うと、ちょっと前に、魏が二国と同盟組んで挑み、13万人ぶち殺されたくらいです。
ちなみにショカのような「相手が自分より立場が下で弱い」とかけてやる情けを、「婦人の情」と言います。
「考えなしの思慮分別のない脳筋」を表す「匹夫の勇」と対となる言葉ですが、昨今はほぼ死語となりましたな。まあ無理もありません。
「なんで王子の俺が塩対応で、貧乏人の小倅の范雎が肉と酒なんだよ!」と激怒します。
理由は簡単、無能と有能の違いです。
しかし認められない魏太子は、
「范雎は裏切って魏の国の情報を売ったからだ! それいがいにない!」と思い込みます。
斉王の人を見る目正しかった。
すごい小者だった。
シュカの上司は、魏の太子でした。太子・・・つまり王子様ですね。シュカは小者です。善人ではないですが、悪人でもありません。せいぜい、魏太子にメチャクチャ怒られ、今後出世できなくなる・・・くらいと思い報告しました。
さらにはお正月特番などの各種テレビ番組などを、全て同時に楽しめるいたれりつくせり!
そして全国のお子様たちの重大事「お年玉」ですが、これは自動的に振り込まれる仕様。
一切なんの手続きも不要、「渡す意志があり受け取る意志があれば」自動的に行われます。完璧です。
そもそもが、「その気になれば鉄を曲げ、コンクリ壁も壊せる」あ~るくんを素手でちょくちょくぶっ壊している段階で、鳥坂先輩も超人的なんだよね。
要は「ギャグ描写と思ったら、当人たちの超人的な身体能力でギャグに見えていた」だけだったというw
鳥坂先輩より一歳上のたわばさんが、鳥坂先輩の“本気”を知っていたところから、一年時は時折見せていたみたいだが、さんごたち後輩が出来て以降牙を隠し、彼らを怖がらせないようにしていたとすれば、鳥坂さん、意外と気を回せる大人の人なんだよな。
成原博士の送り込んだロボすら、一撃で倒してしまうほどでなんだが、ここでポイントが、後輩たちは年単位で付き合っていたが、そんな鳥坂先輩の身体能力を一切知らなかった。つまり「偉そうにしているが、暴力をチラつかせるようなマネはしない」人なのね。
実は普段から手加減をしており、なにげにアンドロイドのあ~る以外には暴力を奮ってない。眼鏡がないと間合いが取れず手加減ができないため、ケンカ自慢の不良を一切触れさせず一方的に倒してしまった(しかもそれでも本気ではない)。
鳥坂先輩って、「口が上手く態度がでかい理不尽な先輩」だが、ともかく行動力がものすごく、「気づけば周りを動かしている」という根っからの「大将」気質で、当初は「口だけキャラ」と思われていたが、実は実力に裏付けされており、特に腕っぷしに関してはかなりのガチ。
鳥坂先輩って、昨今異なる意味合いになったが、従来の、本来の意味で「無敵の人」だよな。
一応「ただの高校生」で「ただの公務員」のはずなのに、この人には敵わないというオーラがある。