この話読むとね、文鳥飼いたくなるよw それくらい、文鳥の愛らしさをしっかり描き、だからそれを失ったとら八おじさんは人生を見失ったのかなと納得させる説得力がある。
その中でも私が特に好きなのは「とら八おじさんの文鳥」の回でな。世界トップクラスのバトル漫画の巨匠となった鳥山先生だが、週刊連載の単話で、こんなしっとりと読ませてくれる名エピソード創ったのよ。
このエピソードは私も大好きな回で、初期美味しんぼの中でも傑作に挙げるものも多い。
「私はこの男に三千万貸す」
の周大人は名シーンである。
実際に、本場ではそこまで「パラパラ」は絶対視されておらず、昭和の大半の時期もそこまでこだわっていなかったが、この時期を境に「パラパラ信仰」が生まれたと。
「本当に恐ろしい罠とはね・・・罠と気づかせないことではなく、罠と分かって獲物がハマりたくなる・・・そういうものなのだよ」