バーンってすごい「大人」なのよ。
だから今でもそうなんだが、バーンのセリフの数々って、妙に「惹きつけられる」のよ。
世間の真実をズバッと言っている・・・ようにさえ感じさせる、悪魔的な説得力がある。
そこらへんの唐突感を汲み取ったのか、客演した「ストリートファイターZERO」の中平版では、「とにかく悪党がいるところに現れ、現地当局からも厄介者あつかいされている、世俗の基準を超越した武芸者」として描かれててまたカッコいいw
さらにこの後のシーンで、鋼田は「居住権」という言葉を用いる。読者には聞き覚えのない法知識を「垣間見え」さす。
これによって「鋼田という男は常識のない変人ではなく、奇人ではあるが、自分たちの知らないことを知っている不思議な男」というキャラの説得力を上げていく。
九井諒子先生の作品は、「ファンタジー」というより、すごい「フィクションを徹底的に突き詰めることで見えてくる新しい側面」が素晴らしいというか、どれも本当に傑作揃いなので、読んで損のないものは一つもない。
そういえば「 #ダイの大冒険展 」
ラーハルトとヒムの合流まで描かれたことで、満を持してこの画像を貼れるw
《アサメグラフ「レベルD」byしらたさんのイラストより》
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