夢の組み合わせだったんだがな、なんせ天界では人類の存亡を賭けて神とタイマンしている一方、外界ではその滅びかけ人類がハーレムタイムなわけで、「そらまぁ神も滅ぼすか検討するわな!」の説得感すごかったのにw
こういったところから考えると、
「常にのび太をハブるスネ夫(階級が下の者を入れると自己の地位も下がる)」
「本当に困った時はスネ夫ではなくのび太に頼るジャイアン(同階級の者に弱みを見せられない)」
「外部の敵が現れた時は一致団結する」
も、そういう社会構造が透けて見える、と・・・
さらに考察すると、のび太はちょくちょく自らの一族の過去に飛ぶが、父、祖父、曽祖父の時代はジャイアンスネ夫の先祖らしきものが絡むが、しずかの先祖らしきものはいない。「赤い靴の女の子」ノンちゃんの時も、幼少期のしずかちゃんはいなかった。
しずかちゃん自身もバイオリンをたしなみ、ピアノのおけいこをしているなどと、芸術系に理解のある家庭であり、ちなみにバイオリンは母親も嗜んでいたらしい。
芸術系、知識階級の家で、農村ヒエラルキーに該当しない特権階級だったのだろうと。
しずかちゃんのパパは、職業は不明ながら「書斎を持ちパイプを吹かす」など、紙巻たばこのチェリーを愛飲するのび太のパパと比べてあきらかに「上流」感を漂わせている。
さらには親戚に美術評論家もいる。
だがそれでも結局うまく行かず、戦後になって移住第四世代であるのび郎(パパ)やのび助(叔父さん)世代は、「農村社会からの脱出」を考え、のび郎は挫折するが画家を志望し、のび助はカメラマンになったのは、そういう社会背景もあったのかと。
のび吉の子でありのび太の祖父であるのびるが、厳格な人物だったのも、そんな農村社会の軋轢に反発して厳格な人物となり、やはり周囲からいじめられるのび郎(パパ)を「ケンカに勝つまで帰ってくるな!」としつけたのではなかろうかと。
もしかして野比家は、まだ農村時代の頃から、あまり周囲に馴染めなかったのではなかろうかと、
移住第二世代であるのび吉(のび太の曽祖父)が、ハレー彗星の際、ジャイアンスネ夫の先祖にチューブを買い占められ難儀するが、あの時からすでに始まっていたと。
よくあの「編集さんごめんなさい!」「原稿が終わらない~」「締切が~w」的なのがネタ的に見受けられるが、あれ向こう側としては「待ってくれている」だけで、「もういいよ」となったらあっさり去ってくモンなのよな。
「やってみたけどアカンかったから取り消します」は、特に日本人には大切な考えなんですよ。お国柄なんでしょうかね。「一度決めたら止め時がわからない」とこあるでしょ、この国。
極めつけが先の戦争。
大概の国民の正直な感想が「やっと終わった・・・」だったとか。
今回のこち亀無料開放で久々に一話目を見て、中川初登用時に「2万のネクタイ」を締めてて、「安物です」と言っているんだが、当時はキザったらしいキャラ付けセリフだったのだろうが、後の超絶大富豪キャラから見ると、たしかに「安物」だったんだなw
バーン様「ハドラーよ、どうなってるの・・・?」
ハドラー「はー・・・・」
バーン様「ダイの大冒険figma・・・主人公のダイ、もうひとりの主人公ポップに続いて・・・だよね?」
ハドラー「マァムかレオナと思ったんですがね」
バーン様「まさかのフレイザード」