前回の段階で、「メイが現れただけで戦意喪失」している彼らです。「いざとなったら武力に任せて借金をチャラにされれば終わり」なわけです。
ならばそんな道を選ぶくらいなら、共存共栄の合同事業をしたほうが「得」と誘導したわけですね。
登場人物その3
ブルー・ゲイセント
魔王、いちおう主要登場人物ですが、今回は出番少なめ・・・前後篇なので、今月30日の後半では、むしろ今まで以上に喋りますw
まぁそれこそ、ここ数年のコロナ災禍で、「通常なら認められないが、”特別な事情”があれば猶予、もしくは救済措置がある」制度があったそうですが、当人が「それを知らなかった」ために、適用されるのに、そもそも申請されなかったケースも多かったそうですね。
あの話って、「IF」ものとして優秀なとこがあり、
「どっちを選んでも選択した当人の根本的問題が解決されていなければ破綻する」
「半端な妥協案は限られたチャンスを無駄にするだけで意味を失う」
の教訓的なとこもあるよね。
どれも現実に多く存在する問題。
「僕ヤバ」最新話・・・通常なら、「わかってんのにそういう事言うなよ!」な「なんで謝るの? 謝るようなことしたの?」なアオリゼリフを、「わかっている」者同士ならではのドキドキで描くこの絶妙さ。
絶対の神がこの世に定めた掟「ゼイキン」を拒めば、バベルの塔が崩れなくとも、「サシオサエ」で滅ぶ。
勇者の剣でも魔王の魔法でも、絶対に、絶対に敵わない、それが税の力なのです。
ただママがなんもやってないかっていうとそうでもなく、息子の代わりに地球を守ったり、王位争奪戦のときには失血で倒れながらも公正な立場を貫き・・・続編の二世では故人となっていたが、けっこう心労も多かったんだろうな。