山田ミネコ先生の漫画『妖怪風土記』に、陰陽師の加茂忠行が悪霊の取り憑いた別荘をお祓いする話があって。
悪霊は憑いた場所から退かされただけで、実は別荘のすぐそばにいて、建物を出た加茂保憲と安倍晴明を追いかける・・・という話があったり。
#コレが正しい義務教育だ
創作物は基本的に『フィクション』であるから、
『フィクションはどんなに本当に思えても、実在の人物・団体・事件などとは無関係である』
ことを周知させるべきで、
『間違ったイメージが』とか批判するのは文字数
とはいえ、本当に現実世界で通用すると思ってしまう人も少数いて、それが二十数年で積もり積もってそれなりの人数になっていて、陰陽師の資格を売っていた人が居なくなっても増殖を続けていて、それなりの市民権をえてしまったというイメージが。
自称陰陽師、
『陰陽師』がVチューバーのキャラクター設定や、
ソシャゲのスキンとかに多用され過ぎて、
そちらのインパクトがつよくて、存在が薄くなっている気がしたり。
唐沢なをき先生、
『電脳なをさん』の999回目(最終回の1話前)の原稿をツイッターで公開しておられるけど、
『最終回間際になったら、このコマをつかえ!』
といっておられる気がする。
物の怪らんちき戦争、すごく印象に残ってるのが
大した力をもたない
『小鬼』が
『瘴気』を得てチカラを持ち
『鍾馗』になる、
という、
『発音が同じなら、異なる存在を重ねることができる』
という類似の法則をうまく使ってるこのページ。
@kurusu_ryo_ 2007年の漫画ですね。懐かしいです。主人公のアベの顔が、トリックの上田次郎を演じている阿部寛をモデルにしていると。
『明治政府によって陰陽寮が廃止されて以降、国家公認の陰陽師は存在しない』けど、それは『現代において陰陽師と称してはいけない』ということではないので、すべての自称陰陽師をこれで論破できると考えるのはあまりよろしくはないと思うのですよ。