陰陽道だけじゃないけど、
いくら一般人に手の届く本を購入しても、
いくら一般人に手の届く論文を読んでも、
その本や論文を書いてる人にかなうわけはないと。
原本原典だって、一般人が入手できて理解できるものを、
プロが目を通していないはずがないと。
そこら辺自覚しないと、心がツラいと。 https://t.co/7vhn9mYsB6
じゃあなんで陰陽師はその後に登場しなかったか、昔のヤフーブログとかで考察している人がいて。
有名な話で、荻野先生は孔雀王の第一話で、夢枕獏先生の小説『闇狩り師』の、魍鬼の設定とその退治の仕方をリスペクトしていたのだけど、それが問題になったと。そも孔雀という名前自体が→
されているので、
『小反閇作法并護身法』みたいに、体内の気を五聖獣という形で外に出すと、その分、体内の気がへってしまう、
というのは陰陽道に内包される中医学でもって、
陰陽師も自覚していた可能性はあるわけで。→
みたいな部分があって、
『正しい陰陽道』だの
『現代に陰陽師はいない』だのは、ただの殴るための棒というか、
ソレを口にすれば勉強してなくても許されるとか思って
批評のふりして気が済むまでぶん殴ってるだけなんで、
そういうのを唆したりするような言い回しは、影響力のある人は控えるべき(ry
で、何がいいたいかと言うと、超能力との境界が曖昧だった頃の霊能力は、超能力と同様に『イメージ』でコントロールできるとされていた気がすると。
たとえば1980年代の『物の怪らんちき戦争/夢来鳥ねむ著』は、呪術が存在する世界で自分のもつ力をイメージでコントロールしてる。⇒
小説の『百億の昼と千億の夜/光瀬龍著』は読んでないけど、萩尾望都先生のコミカライズ版はもっていて。
このページが頭に焼き付いてるので、オカルト方面での暴走が押さえられている気がするのですよ。
『祠を壊す』というと、
たがみよしひさ先生の漫画『滅日/HOROBI』は、車が由来不明の祠に突っ込んで破壊するところから始まる(運転していた人は車が炎上して亡くなるけど)。
伝奇モノでKindleでよめるけど、30年前の漫画だけどいま読んでも面白い。
たとえ『同じ神』を信じていたとしても、
『どの宗教が一番正しく神の教えを理解しているか』とか、
『神は誰(あるいは民族や国家や個人)を一番愛しておられるか』
という問題が幾らでもわいてきて、
自分たちが一番神を理解している/愛されていると定義したら、他は『異端』としなければならないと。
漫画『ゲゲゲの鬼太郎/水木しげる著』の巨大妖怪ダイダラボッチは、千年前に封印された設定だったけど。
原作は、1971年11月末の週刊少年サンデーに掲載されていたから、
ダイダラボッチの封印は970頃で、
当時の陰陽寮陰陽師の賀茂忠行・保憲親子や安倍晴明の仕事だったのかも、
とか思ったり。